第1試合 JSR対Girls Soka Futs
2019年度の女子大生リーグも残り2節、今節は久々に全チームが揃い全15試合が行われましたが、試合開始にメンバーが揃わないチームが続出。そのため試合順を一部変更して行うことに。その第1試合はJ.W.F.C.とGirls
Soka Futsの対戦となりました。今節Girls Soka Futsは大黒柱の円城寺選手不在ということで、どこまでやれるかが注目でしたが、やはり首位のJ.W.F.C.の勢いは相当なもの。開始いきなり10秒も経たないところで友永選手が決めてJ.W.F.C.が先制します。更にその1分後にも友永選手が追加点を決めると6分1秒に牧田選手が決めますが、Girls Soka Futsも齋藤選手が決めて2点差に迫ります。しかし、その直後、J.W.F.C.は牧田選手の2ゴール目が見まると、試合終了間際には早稲田選手にもゴールが生まれ5−1。4年生の活躍でJ.W.F.C.が今節も勝利でスタートを切りました。
MEP:友永和木希(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)友永2、牧田2、早稲田
第2試合 momoza対RCC
第2試合は前節も対戦があったmomozaとRCCの一戦。逆転優勝を狙うRCCは絶対に落としたくない試合ということで、序盤から猛攻を仕掛けます。2分45秒の塚田選手のゴールで先制すると、3分18秒にに窪田選手、3分43秒に浅井選手も続き点差を3点に広げます。しかし終盤RCCは少し気のゆるみが出たのか9分10秒にmomozaの大沼選手にお洒落なヒールシュートで1点を返されます。でもその直後にRCCも強烈なお返し、9分38秒、キーパーからのロングスローをゴール前の浅井選手が後ろ向きの体制から見事なヒールを決めます。そして試合終了のホイッスル、4−1でRCCが今節も幸先よく初戦で勝点3を手にしました。
MEP:浅井真琴(RCC) 得点者:(RCC)塚田、窪田、浅井
第3試合 Girls Soka Futs対P✩NUTS
試合順の変更で早くもこの日の2試合目となったGirls Soka FutsがP✩NUTSと対戦した第3試合。円城寺選手の不在は攻撃だけでなく守備面にも影響があり、P✩NUTSの攻撃を食い止めていましたが、3分43秒、ペナルティエリア内のハンドでP✩NUTSにPKを与えてしまいます。キッカーは松浦選手でしたが、これをきっちり決めてP☆NUTSが先制に成功。Girls Soka Futsはその後必死の守りで得点を許しませんでしたが、8分38秒に永野選手に2点目を決められると、緊張の糸が切れたのか、9分40秒にもハンドからPKを与えてしまいます。このPKを冷静に決めた櫻井選手は試合終了間際にも2点目をゲット。4−0でP☆NUTSが勝点3を手にしました。
MEP:松浦花音(P☆NUTS) 得点者:(P☆NUTS)松浦(PK)、永野、櫻井2(PK1)
第4試合 RCC対JSR
この日お互い2試合目となった第4試合、やはり優勝という目標があるRCCの方に勢いがありました。2分45秒の世古選手のゴールで先制すると、3分40秒に金子選手も続き点差を2点に広げます。更にRCCは7分29秒、窪田選手の得意の左足から3点目を決めると、8分35秒に金子選手の2点目、そしてラストは浅井選手からのパスを決めた岩見選手のゴールでした。これでRCCはこの日の2勝目。逆転優勝に向けて充実した試合が続いています。
MEP:世古梨紗(RCC) 得点者:(RCC)世古、金子2、窪田、岩見
第5試合 J.W.F.C.対momoza
第5試合はJ.W.F.C.とmomozaの今期最終戦。前節の対戦以外は接戦となっているこのカード、現在首位のJ.W.F.C.としては気を抜けない試合です。試合が動いたのは4分20秒、フリーキックから決めた牧田選手のゴールでした。しかしmomozaも黙っていません。その30秒後に三井選手が同点ゴールを叩き出します。これで試合は振出しに戻りますが、逆にJ.W.F.C.の闘志に火がついたのかその直後に牧田選手がロングシュートですぐにmomozaを突き放すと、千住選手のゴールと、早稲田選手の華麗なボレーで一気に4−1とします。これで試合が終わってもおかしくないところですが、この後momozaも反撃、7分45秒に三井選手がこの日の2点目をあげて2点差まで迫りますが、この後は得点シーンを見られず試合終了のホイッスル。4−2でJ.W.F.C.が苦しみながらも勝点3を手にしました。
MEP:三井千広(momoza) 得点者:(J.W.F.C.)牧田2、千住、早稲田
第6試合 GIOCATORE対P✩NUTS
メンバーが揃わなかった関係でこの試合が今節の初戦となったGIOCATOREがP✩NUTSと対戦。必死の守りを見せるGIOCATOREに対し、P✩NUTSは一人の選手が全ゴールを叩き出す大活躍を見せます。それは前の試合でもゴールを決めている永野選手。2分30秒にコーナーキックから1点目を決めると、7分17秒にはニアを抜く強烈なシュートで2得点目。更に9分38秒にも3点目を決めると4点目を決めた直後に試合終了のホイッスル。永野選手の4ゴールでGIOCATOREを粉砕したP✩NUTSが早くもこの日の2勝目をゲットしました。
MEP:永野恵(P✩NUTS) 得点者:(P✩NUTS)永野
第7試合 momoza対Girls Soka Futs
第7歳藍はmomozaとGirls
Soka Futsの今期最終戦。ここまで2分2敗とGirls Soka Futsを苦手にしているmomozaですが、この試合はこれまでと違いました。0分34秒に大橋選手のゴールで先制に成功すると3分50秒には加藤(由)選手が2点目。更に攻撃の手を緩めないmomozaは6分25秒に三井選手のパスから荒井選手が3点目を決めます。その後も加藤(由)選手が2ゴール、三井選手にもゴールが生まれ6−0。前の試合に続き好調を維持する三井選手と加藤(由)選手のハットトリックでmomozaがGirls Soka Futsに一矢報いる今期の初勝利をあげました。
MEP:加藤由佳子(momoza) 得点者:(momoza)大橋、加藤(由)3、荒井、三井
第8試合 J.W.F.C.対JSR
第3節以来の対戦となったJ.W.F.C.とJSR。(第6節はJSRの不戦敗)2連覇を狙うJ.W.F.C.、今節はRCCとの直接対決はないものの、RCCが好調を維持し負けない試合を続けているため、一つも落とせない状況となっています。そんな中、開始直後の関節フリーキックは決めることができず、嫌なムードになるかと思いきや、ここからゴールラッシュが始まります。1分35秒に渡部選手が決めると2分35秒、4分5秒には早稲田選手が立て続けにゴールを奪い3−0としますが、この後JSRも意地を見せ山本選手のゴールで1点を返します。しかし、J.W.F.C.は慌てません。6分50秒に千住選手にゴールが飛び出し勝負あり。4−1でJ.W.F.C.が勝利しましたが、失点が増えて来ているところが懸念されます。
MEP:渡部結衣(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)渡部、早稲田2、千住
第9試合 RCC対GIOCATORE
第9試合はRCCとGIOCATOREの一戦でしたが、この試合もRCCの一方的な展開となってしまいます。2分25秒の岩見選手のシュートはディフェンスに当たてGIOCATOREゴールに吸い込まれます。その後、5名揃ったGIOCATOREは必死にRCCの攻撃を食い止めるものの、7分23秒に窪田選手に決められるとRCCの攻撃が一気に勢いを増していく事に。7分48秒と9分10秒に塚田選手が決めると、試合終了間際に原選手に嬉しい今季初ゴールが飛び出し試合を決めました。なお、RCCはこの原選手のゴールで今節出場の全選手がゴールを決めるという記録を達成。逆転優勝に向けて更に勢いが増した気がします。
MEP:原菜月(RCC) 得点者:(RCC)岩見、窪田、塚田2、原
第10試合 JSR対P✩NUTS
ここまでの2試合で2勝をあげているP✩NUTSとまだ処理のないJSRが対戦した第10試合。わからないもので、試合はその逆の結果となります。序盤こそゴールシーンがない一進一退の攻防となりますが、試合が動いたのは5分44秒、JSR根本選手のゴールでした。その後はまたお互いに得点を奪えない時間が経過していきましたが、迎えた9分53秒、木内選手にゴールが飛び出し勝負あり。この結果、JSRの3勝2敗(不戦敗1)で今期の対戦を終えました。
MEP:根本結希(JSR) 得点者:(JSR)根本、木内
第11試合 GIOCATORE対momoza
今節、momozaの最終戦はGIOCATOREとの一戦。先制したのはそのmomoza。1分25秒、荒井選手のゴールでした。更にmomozaは4分50秒にコーナーキックのチャンスから三井選手が2点目を決めると5分28秒にも三井選手が続けて決めて3点をリードします。そして最後は7分20秒、大沼選手のゴールは三井選手のパスからでした。ゴールだけでなくアシストでも大きく勝利に貢献した三井選手がこの時点で今節のMVPに決定。この好調を最終節そして来期につなげてほしいと思います。
MEP:三井千広(momoza) 得点者:(momoza)荒井、三井2、大沼
第12試合 JSR対Girls Soka Futs
今節も終盤戦、第12試合はJSRとGirls Soka Futsの対戦となりましたが、試合はJSR有利に進みます。3分25秒に熊田選手が決めてJSRが先制すると、5分30秒にも高野選手が追加点を決めて序盤で2点をリードします。その後Girls Soka Futsも粘りを見せますが、ゴールを奪うには至らず試合はこのまま終了。2−0でJSRが勝利を手にしました。やはりGirls Soka Futsは円城寺選手不在が大きく影響しているようです。
MEP:熊田千紘(JSR) 得点者:(JSR)熊田、高野
第13試合 J.W.F.C.対GIOCATORE
第13試合はGIOCATOREを相手にJ.W.F.C.のゴールショーとなりました。0分23秒に牧田選手のゴールを皮切りに、加藤選手の今季初ゴール、牧田選手の2ゴールと序盤だけで4−0。その後も攻撃の手を緩めないJ.W.F.C.は6分30秒の牧田選手の4点目、千住選手の2ゴール、都築選手の久々のゴール、そして久々登場の友永選手のゴールで締めて計9点。今期の両者の成績が如実に現れた結果となりました。
MEP:牧田遥香(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)牧田4、加藤、千住2、都築、友永
第14試合 P✩NUTS対RCC
今節も残り2試合、ここでやっと予定通りの対戦となりましたが、第14試合はRCCとP✩NUTSの今期最終戦。ここまではすべてRCCが完封勝利をあげていますが、この試合もこれまで同様の展開に。開始早々の0分53秒、浅井選手からのパスが塚田選手に、更に世古選手へ渡りシュート。これが見事に決まります。その後も3分25秒に世古選手が追加点を決め試合を優位に進めると、7分20秒に浅井選手のミドルシュートでP✩NUTSに引導を渡し今節も4戦4勝。同じく4勝したJ.W.F.C.との勝点差は変わらず「2」。今期の優勝は最後の直接対決で決まる事になりそうです。
MEP:世古梨紗(RCC) 得点者:(RCC)世古2、浅井
第15試合 Girls Soka Futs対GIOCATORE
今節の最終試合はGirls Soka FutsとGIOCATOREの対戦。今節は両者ともここまで勝点を上げる事ができていません。しかしお互いに5試合目となり疲労もあるのか最後まで両者にゴールは生まれず、今節唯一のスコアレスドローで試合終了。この結果、GIOCATOREは今季初の勝点を獲得。最終節には初勝利と行きたいものです。
MEP:高畔はるか(GIOCATORE) 得点者:なし