第1試合 GIOCATOREJSR

 

5月19日、2019年度の女子大生リーグが開幕しました。今期は7チーム、全9節で行われます。開会式直後に行われた今期の最初の試合はJSRGIOCATOREの対戦。昨年準優勝だったJSRは主力がごっそり抜け戦力ダウンが心配されましたが、それを払しょくするゴールが開始27秒に生まれます。決めたのは木内選手。これがAfflus Leagu 2019初ゴールであり、記念すべき令和初ゴールとなりました。これで勢いに乗ったJSRは6分19秒に小林選手、7分5秒に再び木内選手が決めて点差を広げます。これに対しGIOCATOREも8分30秒に最大のチャンスが訪れますが、これを決めることができず、3−0のまま試合終了。JSRが幸先よく勝点3をゲットしました。

 

MEP:木内彩愛(JSR)  得点者:(JSR)木内2、小林

 

 

第2試合 momozaJ.W.F.C.

 

第2試合は昨年は2連覇を狙うも5位に終わったmomozaと今年初の2連覇に挑むJ.W.F.C.の対戦。両者の対戦は毎回接戦になりますがこの試合もそうでした。先制したのはmomoza、2分30秒の益子選手のゴールでした。しかしこのゴールで目が覚めたのか、ここからJ.W.F.C.の反撃が始まります。4分28秒に早稲田選手のゴールですかさず同点にすると、1分も経たないうちに早稲田選手が決めて逆転に成功。その後はお互いチャンスは作るもののゴールには結びつかず2−1でJ.W.F.C.が勝利。2得点をあげた早稲田選手は昨年からの好パフォーマンスが続いており、今期も活躍が大いに期待できそうです。

 

MEP:早稲田桃(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)早稲田2 (momoza)益子

 

 

第3試合 PNUTSRCC

 

第3試合はメンバーが全員入れ替わったRCCと逆に昨年のメンバーがほとんど残っているPNUTSという対照的なチームの対戦となりましたが、今期のRCCの得点力には凄まじいものがありました。開始26秒と1分36秒に窪田選手が立て続けにゴールを決めると、2分57秒には塚田選手もこぼれ球を押し込み序盤で早くも3−0。後半に入ってもその勢いは衰えず5分34秒、8分30秒に岩見選手が決めて5−0の圧勝。久しぶりの優勝に向けて好発進となりました。

 

MEP:窪田理菜(RCC)  得点者:(RCC)窪田2、塚田、岩見2

 

 

第4試合 GIOCATOREGirls Soka Futs

 

第4試合に登場したGirls Soka Futsは、昨年途中に衝撃的なデビューを飾った円城寺選手が開幕からメンバー入りと初の上位進出も狙える状況。しかしその円城寺選手はベンチからのスタート。そのためか序盤はGIOCATOREと互角の勝負を繰り広げスコアレスのまま試合終盤へ。Girls Soka Futsは後半から円城寺選手をピッチに送りだしますが、GIOCATOREも必死に守り得点を許しませんでしたが、迎えた7分40秒、円城寺選手に流石のゴールを決められると、9分5秒に亀永選手が追加点。更に9分42秒には円城寺選手のパスを受けた村木選手がダメ押しゴールを決めて勝負あり。3−0でGirls Soka Futsが今期初戦をものにしています。

 

MEP:円城寺恭子(Girls Soka Futs)  得点者:(Girls Soka Futs)円城寺、亀永、村木

 

 

第5試合 JSRJ.W.F.C.

 

ここからは各チームが2試合目に入る第5試合。お互いに初戦を勝利し好スタートを切ったJSRJ.W.F.C.の対戦でしたが、この試合は終始J.W.F.C.ペースの試合となりました。1分45秒にコーナーキックから早稲田選手が決めて先制に成功すると4分15秒には都築選手も続きます。更に7分25秒に早稲田選手が2試合連続のマルチゴールを決めれば、9分1秒に鈴木選手にもゴールが生まれ4−0。昨年の優勝、準優勝チームの今期初戦はJ.W.F.C.に軍配が上がりました。

 

MEP:早稲田桃(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)早稲田2、都築、鈴木

 

 

第6試合 GIOCATOREmomoza

 

お休みの関係で今節早くも3試合目となったGIOCATOREですが、初参加の選手も多くまだ本リーグに慣れていない印象。対するmomozaは初戦を落としており、是が非でも勝点3を手にしたいところ。そんな両者の対戦は思いの外なかなかゴールが生まれませんでしたが、試合が動いたのは6分5秒、momoza加藤選手の強烈なシュートはキーパーが弾いてそのままゴールへ。そしてここからはmomozaが攻撃力を如何なく発揮。6分45秒に小宅選手が追加点を決めると試合終盤に荒井選手、大橋選手のゴールがが決まったところで試合終了。序盤苦戦したmomozaですがなんとか今期の初勝利をあげています。

 

MEP:加藤唯(momoza)  得点者:(momoza)加藤、小宅、荒井、大橋

 

 

第7試合 RCCGirls Sika Futs

 

ぞれぞれ今期の初戦を勝利し勢いに乗るRCCGirls Soka Futsの対戦でしたが先制したのはRCC。0分37秒、初戦ではキーパーを務めていた浅井選手がドリブルでGirls Soka Futs陣内に持ち込むとそのままゴールを決めます。しかしGirls Soka Futsもすぐに反撃に転じると3分5秒に滝沢選手、更に3分59秒に村木選手のロングシュートも決まりあっという間に逆転に成功します。この後は両者の意地と意地がぶつかり合い互角の勝負となりますが、両者なかなかゴールに結びつけることができません。そして迎えた9分19秒、RCCは百木選手が値千金の同点ゴールを突き刺し、2−2で試合終了。見ているこちらも手に汗握る展開は今節1の好ゲームと言っても過言ではないと思います。

 

MEP:百木藍海(RCC)  得点者:(RCC)浅井、百木 (Girls Soka Futs)滝沢、村木

 

 

第8試合 JSRPNUTS

 

初戦を勝利したものの先ほどのJ.W.F.C.戦で大敗したJSRは予手になかった1年生の出場させることに。しかし試合序盤の2分10秒に櫻井選手のパスから齋藤選手に決められた1点が重かった。新入生の投入は一定の効果はあったものの連携面では今一つ。木内選手の頑張りはありましたが、最後までPNUTSゴールを破ることができず1−0でPNUTSが今期の初勝利を飾りました。

 

MEP:櫻井葉菜(PNUTS)  得点者:(PNUTS)齋藤

 

 

第9試合 GIOCATOREJ.W.F.C.

 

第9試合はこの日の両者の調子がそのまま出た試合展開となりました。既に2勝しているJ.W.F.C.は序盤から大爆発。開始10秒に早稲田選手が決めるとその1分後には都築選手がそれに続きます。更に2分23秒に早稲田選手が2点目をゲットすればその30秒後にまた都築選手が続きます。その後も攻撃の手を緩めないJ.W.F.C.は早稲田選手が2点を追加し、終わってみれば6−0。昨年の覇者J.W.F.C.が今期の開幕戦を3連勝と連覇に向けて好発進となりました。

 

MEP:早稲田桃(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)早稲田4、都築2

 

 

第10試合 momozaGirls Sika Futs

 

ぞれぞれ今期の最終試合となったmomozaGirls Soka Futsの対戦は好守が頻繁に入れ替わる面白い展開となりました。先制したのはGirls Soka Futs。この日好調の村木選手の0分28秒に決めたゴールでしたが、その10秒後にmomozaも三井選手のゴールですぐさま同点に追いつきます。序盤で試合が動いたこの試合でしたが試合中盤は一進一退。両者なかなかゴールが決まりませんでしたが、迎えた8分50秒、円城寺選手が必殺のゴールでmomozaを突き放すことに成功します。しかし、momozaも最後まであきらめませんでした。残り5秒というところで飛び出したのは加藤選手の劇的なゴールでした。試合はこのまま2−2で終了し両者が勝点1ずつを手にしましたが、Girls Soka Futsは2試合続けて終盤に同点に追いつかれたのは少し痛かったかもしれません。

 

MEP:加藤唯(momoza)  得点者:(Girls Soka Futs)村木、円城寺 (momoza)三井、加藤

 

 

第11試合 GIOCATOREPNUTS

 

今節最後の試合はこの日唯一5試合目となるGIOCATOREと先ほどの試合で今期の初勝利を手にしたPNUTSの対戦。4試合行い得点、勝点ともに手にできていないGIOCATOREはこの試合も劣勢。開始早々に櫻井選手に左足で決められるとその2分後には右足でも決められ0−2。その後も原選手、林選手の2ゴールを決められたGIOCATOREですが、キーパーを務めた山中選手の頑張りは特筆すべき点だと思います。正直彼女がいなかったら倍近いゴールを決められていたかもしれません。ということでPNUTSが勝利しましたが、この試合最も印象に残ったMEPGIOCATOREの山中選手とさせていただきました。

 

MEP:山中美穂(GIOCATORE)  得点者:(PNUTS)櫻井2、原、林2