第1試合 JSR対Girls Soka Futs
残り3節となった2018年度の女子大生リーグ。第8節は前回お休みだったJSRと前回ニュースターが彗星のごとく登場したGirls Soka Futsの対戦。先制したのはGirls Soka Futs。ニュースター=エンジョイ選手が1分36秒に決めますが、前回お休みだったJSRには円城寺選手の情報が入っていなかったか・・・?更にGirls Soka Futsは4分40秒にも円城寺選手が決めてJSRを突き放します。これに対しJSRは5分過ぎに反撃に転じます。大屋選手のパスを受けた小川選手が決めて1点差に詰め寄ります。しかし、Girls Soka Futsは6分17秒、ハットトリックとなる3点目を円城寺選手が決めて再び2点差にしますが、JSRも8分50秒に大屋選手が決めて再度詰め寄るも反撃はここまで。3−2でGirls
Soka Futsが今節も幸先の良いスタートを切りました。
MEP:円城寺恭子(Girls Soka Futs) 得点者:(Girls Soka Futs)円城寺3 (JSR)小川、大屋
第2試合 Arroz F.C.対momoza
第2試合はmomozaとArroz
F.C.の今期最終戦。ここまでの成績は1勝2分でmomozaがリードしていますが、この試合は開催早々動きます。0分25秒、momozaは荒井選手のゴールが決まり先制に成功しますが、その30秒後、今度はArroz
F.C.の小口選手のゴールが決まりあっという間に試合は振出しに戻ります。しかしmomozaは相性の良さからか、5分44秒に小林選手のパスから大沼選手が決めると、9分40秒に益子選手のゴールでダメ押し。3−1でmomozaが勝利しました。
MEP:荒井有里加(momoza) 得点者:(momoza) 荒井、大沼、益子 (Arroz F.C.)小口
第3試合 D.T.M対RCC
第3試合は第4節以来の対戦となるD.T.MとRCCの一戦でしたが、一方的な展開となってしまいました。2分21秒に新井選手、3分23秒に石村選手のロングシュート、更に石村選手が4分31秒にも決めて前半で3点をリードします。その後も攻撃の手を緩めないRCCは7分25秒に木村選手、試合終了間際にも三尾選手が決めて5−0。D.T.Mも頑張りを見せましたが結果は出ませんでした。
MEP:新井菜々緒(RCC) 得点者:(RCC)新井、石村2、木村、三尾
第4試合 J.W.F.C.対GIOCATORE
第4試合は第3試合以上に一方的な展開となってしまったJ.W.F.C.とGIOCATORE戦。なんと今期最多の10ゴールが決まりました。0分35秒に牧田選手、1分22秒には早稲田選手、2分17秒のゴールは牧田選手のパスから馬庭選手が決めたゴールで下。この後もJ.W.F.C.のゴールラッシュは続き、3分0秒、3分29秒、4分48秒に早稲田選手が立て続けに決めて7−0。更にJ.W.F.C.は6分59秒に鈴木選手、8分10秒に相沢選手、そしてラストは末山選手のゴールで試合終了。10−0でJ.W.F.C.が大勝ています。
MEP:早稲田桃(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)牧田、早稲田5、馬庭、鈴木、相沢、末山
第5試合 JSR対momoza
ここから各チームの2試合目、その最初の試合はJSRとmomozaの対戦。昨年は最後まで優勝争いを演じた2チームですが今期はこの時点でその差が大きく開いてしまいました。直接対決でも2勝1分とJSRが勝ちこしていますが、この試合もJSRが有利に試合を運んでいきます。1分23秒に和田選手が右足で豪快に決めると、その2分後にも毛利選手からのパスを先制ゴールの和田選手が確実に決めます。1年生の活躍で2−0とリードしたJSRはこの後も木村選手、大屋選手にゴールが生まれ4−0。今期のmomozaとの対戦を負けなしで終了しました。
MEP:和田楓(JSR) 得点者:(JSR)和田2、木村、大屋
第6試合 Arroz F.C.対Girls Soka Futs
大量得点差の試合が3試合続いた後は一転、1点を争う熾烈な戦いとなりました。一進一退となったArroz F.C.とGirls Soka Futsの一戦ですが、お互いにチャンスを作るもなかなかゴールは生まれません。そんな試合を決めたのはやはりこの選手のゴールでした。決勝ゴールを奪ったのはGirls Soka Futsの円城寺選手。対戦相手は円城寺選手を止めないとGirls
Soka Futsに勝利するのは難しい状況になっています。
MEP:円城寺恭子(Girls Soka Futs) 得点者:(Girls Soka Futs)円城寺
第7試合 D.T.M対GIOCATORE
第7試合は残念ながら下位に低迷している2チームの対戦。今期ここまで2戦していずれもGIOCATOREが勝利していますが、先制したのはD.T.M。開始0分33秒、滝口選手のゴールに盛り上がるメンバー。更にD.T.MはGIOCATOREのオウンゴールで2点をリード。その後はこの日少し元気がないGIOCATOREとはいえ、最後まで無失点で切り抜けたD.T.Mが第2節以来の2勝目をあげました。
MEP:滝口晴佳(D.T.M) 得点者:(D.T.M)滝口。OG
第8試合 J.W.F.C.対RCC
第8試合は首位を走るJ.W.F.C.とRCCの今期最終戦。順位こそ少し開きがあり、直接対決もJ.W.F.C.が2勝1分としていますが、今期の両者の対戦はいずれも接戦。この試合もこれまで以上の接戦となります。先制したのはJ.W.F.C.、1分36秒に末山選手のゴールが決まります。しかしその直後ゴール前に入ったボールを柄澤選手がワンタッチでJ.W.F.C.ゴールに流し込み、あっという間に同点に言追いつきます。これで勢いに乗ったRCCですが、4分54秒に末山選手にドリブルから2点目を決められ2−1。その後は両者ともチャンスを作るもゴールには結びつかず、2−1のまま試合終了のホイッスル。今回も接線まで持ちこんだRCCでしたが、1手の呼ばず惜敗となりました。
MEP:末山ひとみ(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)末山 (RCC)柄澤
第9試合 GIOCATORE対momoza
ここから第8節の後半戦。その最初の試合は今節少し元気がないGIOCATOREとmomoza戦。しかし試合はやってみないとわかりません。開始早々の0分25秒、藤津選手のゴールが決まったGIOCATOREが先制に成功します。しかしmomozaもこれで目が覚めたのかすぐに逆襲に転じ、1分9秒に加藤選手のゴールで同点に追いつくと、2分21秒には藤岡選手が逆転ゴールを決めて試合をひっくり返します。その後もゴールが期待された両チームですが、中盤以降ゴールシーンは見られず、このままのスコアで試合終了。2−1でmomozaが勝点3を手にしました。
MEP:藤岡七海(momoza) 得点者:(GIOCATORE)藤津 (momoza)加藤、藤岡
第10試合 JSR対D.T.M
第10試合は上位と下位の対決ということでJSRのゴールラッシュも予想されましたが、0分21秒に決まった大屋選手のゴール以降、D.T.Mは板倉選手を中心とした頑張りもあり、強豪相手に互角の勝負を演じます。しかし、終盤疲れが見え始め、7分50秒に小川選手にゴールを許すと、その30秒後にも石田選手に決められ0−3。しかし勝敗以上にD.T.Mの頑張りが印象的だった試合となりました。
MEP:大屋絵真(JSR) 得点者:(JSR)大屋、小川、石田
第11試合 Arroz F.C.対RCC
第11試合は毎回熱い試合を演じてきた両者の今期最終戦。しかしここまでは全てArroz F.C.が勝利しています。しかし何とか一矢報いたいRCCが前半から攻勢を仕掛け、1分45秒に三尾選手の豪快なシュートが右ポストに当りゴールに吸い込まれ先制に成功します。更に7分0秒、先制ゴールを決めた三尾選手のゴールはキーパーが弾き返すものの、それを石村選手が決めて2−0。その後はArroz F.C.の猛攻に最後まで耐え抜き、今季初めてArroz F.C.に勝利しました。
MEP:三尾ひかり(RCC) 得点者:(RCC)三尾、石村
第12試合 Girls Soka Futs対J.W.F.C.
ここまで円城寺選手の活躍で2連勝と勢いに乗るGirls Soka Futsが首位のJ.W.F.C.にも土をつけるかと思われたこの試合、円城寺選手はベンチスタート。その間にという訳ではないでしょうがJ.W.F.C.が序盤から攻勢に出ます。0分58秒に末山選手のミドルシュートで先制すると、1分47秒にはキック院から再び末山選手が決めて2−0。更に2分30秒にも2ゴールの末山選手が今度はアシスト、牧田選手が決めてリードを3点に広げます。劣勢に立たされたGirls Soka Futsは後半から円城寺選手を投入。その直後にゴールも決めて反撃開始かと思われましたが、流石に首位チームの守備は堅く、その後は得点を許しません。そして迎えた9分44秒、J.W.F.C.牧田選手のゴールが決まり試合は決することに。4−1でJ.W.F.C.が勝利しています。
MEP:末山ひとみ(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)末山2、牧田2
第13試合 GIOCATORE対JSR
第14試合 J.W.F.C.対momoza
この試合に勝って首位固めをしたいJ.W.F.C.はmomozaと対戦。昨年はmomozaが優勝、J.W.F.C.が準優勝という結果でしたが、今期はmomozaが中位に低迷、J.W.F.C.の首位独走を許す結果に繋がっていますが、この試合もやはり勢いはJ.W.F.C.の方が上回っていました。0分16秒にこの日好調の末山選手のゴールで先制すると、3分25秒には牧田選手も続き2−0。更にJ.W.F.C.は6分50秒に得たPKも牧田選手がきっちり決めて3−0。今節も前節に続き4連勝とし、がっちりと首位をキープ。次節はお休みですが、お休みの間に優勝が決まる可能性が出てきました。
MEP:末山ひとみ(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)末山、牧田、牧田(PK)
第15試合 Arroz F.C.対D.T.M
2戦目の勝利から何かが変わったD.T.Mがこの試合も強豪Arroz F.C.と互角の試合を演じますが2分50秒に決まった小口選手の1ゴールにやられることに・・・しかし守備面では急成長を見せており、まだ最下位ですが得点力が向上すれば残り2節、何かやってくれそうな気がします。なお、この試合のMEPはその頑張りを評価し敗れたD.T.Mから板倉選手を選出しています。
MEP:板倉加奈(D.T.M) 得点者:(Arroz F.C.)小口
第16試合 Girls Soka Futs対RCC
すっかり陽も落ちてきた中で行われた今節の最終戦はGirls Soka FutsとRCCの一戦、円城寺選手が参戦してから初めての対戦となります。円城寺選手の情報はRCCにも十分入っており十二分に気を付けていたはすでしたが、2分49秒に先制ゴールを決められてしまいます。しかしRCCにはこの人がいます、これまでも何度もチームに効果的なゴールをもたらしてきた三尾選手が、5分36秒に同点シュートをGirls Soka Futsゴールに叩き込みます。これで試合は面白くなりましたが、6分22秒、円城寺選手が逆転ゴールを決め、これが決勝点に。2−1でGirls Soka Futsが勝利しましたが、今期あと1回両者の対戦は残されています。RCCのリベンジに期待したいところです。
MEP:円城寺恭子(Girls Soka Futs) 得点者:(Girls Soka Futs)円城寺2 (RCC)三尾