第1試合 RCC対J.W.F.C.
夏休み期間などで約3か月ぶりとなったJ.W.F.C.が第1試合に登場。対戦相手は前節好調だったRCCでしたが、久々のリーグ戦ということもあり固くなったのか、なかなかチャンスを作れません。先にチャンスを迎えたのはRCC。6分30秒の決定機は無情にもゴールポストを直撃し得点になりません。J.W.F.C.も9分30秒にチャンスを迎えますがこれも得点にならず、結局スコアレスドローで試合終了。勝点1ずつを分け合いました。
MEP:新井菜々緒(RCC) 得点者:なし
第2試合 JSR対momoza
後半戦からユニが変わり、下級生中心となったmomoza。前節はあまりいい成績を残せませんでしたが、この試合もJSRの強力な攻撃陣に苦しめられます。2分30秒に大屋選手のゴールで先制されると、5分6秒に高倉選手、更には9分28秒に大屋選手がそれぞれペナルティエリア内でドリブルで右に流れてシュートを決めて3−0。Momozaは新戦力が機能せず、またも悔しい敗戦となってしまいました。
MEP:大屋絵真(JSR) 得点者:(JSR) 大屋2、高倉
第3試合 Arroz F.C.対P✩NUTS
第3試合のArroz F.C.とP✩NUTSの試合は一方的な展開となってしまいました。開始20秒に入選手のコロコロシュートが決まったのを皮切りに、の現選手のコントロールされたシュート、続けて前田選手のシュートも決まり開始2分で3−0とリードします。更に5分40秒には新津選手のシュートがキーパーの手をはじいてゴールとなると、8分5秒には野毛選手の2点目が決まり5−0の快勝。Arroz F.C.が今節も好スタートを切りました。
MEP:入美月(Arroz F.C.) 得点者:(Arroz F.C.)入、野毛2、前田、新津
第4試合 JSR F.C.対J.W.F.C.
第4試合は上位対決。この時点の勝点差は僅かに「2」ということもありJSRは首位に立つチャンスでしたが、試合は開始早々のゴールひとつで決まる事に。決めたのはJ.W.F.C.の牧田選手。その後はJSRの猛攻をキーパーを務めた比氣選手を中心に最後まで守り切り、J.W.F.C.が勝点3をゲットするとともに首位を守りました。なお、ゴールを決めた牧田選手は今節のMVPに選ばれましたが、この試合のMEPは比氣選手を選出しました。
MEP:牧田遥香(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)牧田
第5試合 Arroz F.C.対RCC
前半戦の2試合はいずれもArroz F.C.に敗れているRCC。上位を目指すためには勝利したいところですが、この試合も劣勢を強いられてしまいます。1分54秒の菊池選手のシュートはタイミングがすれてしまったもののこれが功を奏したのかRCCゴールに吸い込まれます。その後は両者維新一帯を繰り返しますが、次の1点を奪ったのもArroz F.C.。先ほどゴールした菊池選手が今度はアシスト役に回り入選手のゴールをお膳立て。菊池選手の活躍もあり、2−0でArroz F.C.が勝利しました。
MEP:菊池香那(Arroz F.C.) 得点者:(Arroz F.C.)菊池、入
第6試合 momoza対P✩NUTS
昨年覇者のmomozaですが、今期は前節まで真ん中より下の6位と低迷。この試合は5位のP✩NUTSとの対戦。昨年は4勝1分と得意にしていましたが、今期はここまで1勝2敗。今回が早くも今期最後の対戦ということもあり勝って順位を上げたいところ。その気持ちがボールに伝わったのか、開始1分に決まったゴールは、鈴木選手、松橋選手のシュートが決まらずそのボールを大沼選手が押し込んだものでした。しかしこの後は攻め込むものの得点にはつながらず。このあたりが今後の課題といえそうです。
MEP:鈴木未久(momoza) 得点者:(momoza)大沼
第7試合 J.W.F.C.対Arroz F.C.
この試合も上位対決。今節ここまで2勝しているArroz F.C.がこの時点で勝点は同じですが、得失点差で首位に立っています。試合はその勢いそのままにArroz F.C.が5分45秒に入選手のゴールで先制。しかしJ.W.F.C.は直後のキックオフのボールを牧田選手が意表を突くロングシュート、これが決まりあっという間にJ.W.F.C.が同点に追いつきます。ここからはお互い意地の張り合い。激しく好守が入れ替わる展開となりますが、勝利の女神がほほ笑んだのはJ.W.F.C.の方。8分33秒に牧田選手の決勝ゴールが決まりJ.W.F.C.が勝利し再奪取に成功。Arroz F.C.は惜しい試合を落としました。
MEP:牧田遥香(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)牧田2 (Arroz F.C.)入
第8試合 JSR対P✩NUTS
この日のP✩NUTSはいつもの元気がありません。この試合もJSRの一方的に試合を支配されてしまいます。1分37秒に高倉選手がこの日の2ゴール目を決めると、5分8秒にはその高倉選手からのパスを有山選手が決めて2−0。更に試合終盤、9分19秒と9分59秒に木村選手が立て続けにゴールを決めて試合は決まりました。これでJSRは2位との差が「2」に肉迫してきました。
MEP:高倉悠那(JSR) 得点者:(JSR)高倉、有山、木村2
第9試合 RCC対momoza
先ほどの試合で勝利し波に乗るかと思われたmomozaですが、RCCの勢いを止めることができません。特に前節のMVP=三尾選手が躍動。開始1分5秒、その三尾選手のパスから石村選手が決めてRCCが先制すると、3分3秒には自身が決めて2−0。更に7分17秒には相手に当たるもゴールが決まり運を味方に付けると、9分19秒には新井選手のゴールをアシスト。三尾選手の全ゴールに絡む活躍でRCCが勝利しました。なお、RCCの3点目は審判の判定はいオウンゴールでしたが、主催者の判断で三尾選手のゴールに変更となりました。
MEP:三尾ひかり(RCC) 得点者:(RCC)石村、三尾2、新井
第10試合 J.W.F.C.対P✩NUTS
第10試合は久々の千葉ダービー。今期はここまでJ.W.F.C.が2戦2勝とP✩NUTSを圧倒していますが、いずれも接戦。しかしこの試合はJ.W.F.C.の攻撃力が爆発しました。1分17秒に早稲田選手が決めて先制すると、2分47秒には相田選手が、更に後半に入っても攻撃の手を緩めず、鈴木なぎさ選手、馬庭選手にもゴールが生まれ4点を奪って快勝。誰でもそしてどの時間帯でもゴールを奪えるのが今年のJ.W.F.C.の好調の要因だと思います。
MEP:早稲田桃(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)早稲田、相田、鈴木、馬庭
第11試合 Arroz F.C.対momoza
今期から本リーグに参戦したArroz F.C.ですが、ここまでは堂々とした戦いぶり。昨年の覇者momozaに対してもここまで2分と互角の勝負をしています。そしてそろそろ勝敗に白黒つけたい両者の対戦がこの試合。ここまでの勢いを見る限りArroz F.C.有利かと思われましたが、そうならないところがフットサルの面白いところ。しかも決まったのが3分42秒のArroz F.C.のオウンゴール。勝利したmomozaはラッキーでしたが、Arroz F.C.は悔しい敗戦となってしまいました。なお、この試合のMEPには最後まで必死にゴールを死守した藤岡選手が選ばれています。
MEP:藤岡七海(momoza) 得点者:(momoza)OG
第12試合 JSR対RCC
直前の試合でArroz F.C.が敗れ2位浮上の可能性が出てきたJSRでしたが、この試合はJSRに勝利したいというRCCの気持ちが上回りました。試合中盤までは一進一退、どちらも相手陣内に攻め込むもののなかなかゴールには結びつきません。そして迎えた7分10秒、絶好調でかつ一番この試合に強い思いで臨んだ三尾選手が執念のゴール。この唯一のゴールを全員で守り抜いたRCCがJSRjから今期初の勝点3を奪いました。
MEP:三尾ひかり(RCC) 得点者:(RCC)三尾
第13試合 J.W.F.C.対momoza
ここからは各チームのラストの5試合目。第13試合はJ.W.F.C.とmomozaという運動能力の高いチーム同士の対戦。1分20秒に先制したのは首位のJ.W.F.C.、コーナーキックから合わせて決めた鈴木美来選手のゴールでしたが、7分41秒、momozaは益子選手の左足のシュートで同点に追いつきます。5試合目という事で少し疲れていたのか、その後はゴールには至らず1−1のドロー。試合内容的には勝点を1ずつ分け合うのが妥当なものだったと思います。
MEP:益子萌衣(momoza) 得点者:(J.W.F.C.)鈴木 (momoza)益子
第14試合 RCC対P✩NUTS
先ほどのJSR戦で死力を尽くし勝利したRCC。そのような試合の直後の試合で勝利できないのは良くある事。この試合もその通りの試合となってしまいました。RCCは攻め込むもののキーパーを務めた仲村選手の守備が固く、ゴールに結びつけることができません。しかしP✩NUTSも今節は得点力不足に陥っており、1分40秒に得たPKのチャンスもキーパー正面で得点にはならず。そして試合はお互いにゴールネットを揺らすことはなく終了のホイッスル。スコアレスドローで両者勝点1ずつを分け合いました。
MEP:中村美花(P✩NUTS) 得点者:なし
第15試合 JSR.対Arroz F.C.
今節最終試合は、注目の一戦。J.W.F.C.に少し離されたものの、熾烈な2位争いをしているArroz F.C.とJSRの一戦。この時点ではArroz F.C.が2点上回り2位。JSRが勝利した場合のみ順位が入れ替わりますが、試合もとても面白い展開となりました。先制したのはJSR。3分13秒、石田選手のシュートの跳ね返りを木村選手が決めて1−1。しかしその1分後、Arroz F.C.が反撃に転じ前田選手のゴールで1−1の同点に追いつきます。そしてこの試合の決勝ゴールが決まったのが6分58秒、JSR小川選手のゴールでした。2−1で勝利したJSRは勝点3をゲットしArroz F.C.をかわし2位に浮上。首位J.W.F.C.との差もまだ6ですから優勝圏内と言ってもいいでしょう。それは敗れたArroz F.C.も同じ。今後の上位のチームの対戦から目が離せません。
MEP:小川遥加(JSR) 得点者:(JSR)木村、小川 (Arroz F.C.)前田