第1試合 Arroz F.C.対P✩NUTS
夏休み期間で中断していた2018年度の女子大生リーグが再開しました。9月16日に行われた第5節はユニフォームが新しくなったArroz F.C.と次回からユニフォームが新しくなる予定のP✩NUTSの対戦からスタート。試合が動いたのは開始3分30秒、Arroz F.C.菊池選手の先制ゴールでした。Arroz F.C.の攻撃力に耐えていたP✩NUTSですが、8分35秒に永野選手のシュートがArroz F.C.ゴールに突き刺さり同点に追いつきます。しかしArroz F.C.は9分55秒、この日が初参戦となった井上選手がゴールを決めて土壇場でP✩NUTSを突き放し、勝点3をゲット。P✩NUTSは惜しくも勝点ゲットとは行きませんでしたが、チーム力が上がっているように感じました。
MEP:井上秋香(Arroz F.C.) 得点者:(Arroz F.C.)菊池、井上 (P✩NUTS)永野
第2試合 RCC対momoza
第2試合に登場したmomozaも今回からユニが白に変わり、同系色だったRCCと対戦、新ユニでの初勝利に挑みましたが、開始早々の1分36秒、RCCにオウンゴールで先制点を許してしまいます。その後試合はお互い攻めあうものの決定機がなかなか作れませんでしたが、8分44秒に先制点にも絡んだ三尾選手からのパスを石村選手が決めてRCCが2点目をあげます。そして試合はこのまま2−0で終了。RCCが第1節のリベンジを果たす結果となりました。
MEP:三尾ひかり(RCC) 得点者:(RCC) 三尾、OG
第3試合 JSR対GIOCATORE
第3試合は前節がお休みだったためかなり久々のリーグ戦となるJSRがGIOCATOREと対戦。試合はお休みだった間にたっぷり充電できJSRが序盤から猛攻を仕掛け、0分45秒に小川選手、2分5秒に木村選手がゴール。更に2分46秒に相手オウンゴールで3点目を加え序盤で試合を決めます。試合後半に得点を奪えなかった点は少し気になりますが、3−0でJSRが勝点3をゲットしました。
MEP:小川遥加(JSR) 得点者:(JSR)小川、木村、OG
第4試合 Arroz F.C.対momoza
第4試合はユニが新しくなったチーム同士の一戦。初戦を落としたmomozaは序盤から積極的に攻め、3分51秒にキャプテンマークを巻いた荒井選手のゴールが決まり先制に成功します。その後は攻撃力が高いチーム同士の対戦という事もあり一進一退の好ゲームとなりますが、momozaの勝利が見え始めた9分過ぎ、初戦でも決勝ゴールを決めている井上選手が起死回生の同点ゴールをmomozaゴールに突き刺し同点に追いつきます。その後は時間もなくこのままのスコアで試合は終了。1−1の引き分けでお互いに勝点1ずつを手にする結果となりました。
MEP:井上秋香(Arroz F.C.) 得点者:(momoza)荒井 (Arroz F.C.)井上
第5試合 JSR対P✩NUTS
初戦は敗れたものの上位チームと好ゲームを演じたP✩NUTS。この試合も上位との対戦となるJSRに挑みましたが、一人の選手に試合を支配されてしまいます。試合中盤までは両チームスコアレスでしたが、6分35秒、8分2秒、9今14秒の全てのゴールを決めたのは木村選手。1点目こそ混戦からの得点でしたが、2点目は一人で持ち込むドリブルから、3点目は相手キーパーが弾く強烈なシュートと短時間でハットトリックを達成。初戦に続き3−0でJSRが勝点3を手にしました。
MEP:木村綾香(JSR) 得点者:(JSR)木村3
第6試合 RCC対GIOCATORE
初戦に勝利し気分よく試合に入ったはずだったRCCですが、GIOCATOREの善戦に思わぬ苦戦を強いられます。しかしこの試合の主役になったのはRCCの三尾選手。これまでも評価が高かった選手ですが、この試合でも4分45秒に決めたシュートはもちろん、得点には結びつかなかったものの精度の高いパスを連発。完全にピッチの主役になっていました。試合はこの1点を守り抜いたRCCが勝利。早くもこの日の2勝目をあげました。
MEP:三尾ひかり(RCC) 得点者:(RCC)三尾
第7試合 JSR対Arroz F.C.
今節は前節まで首位のJ.W.F.C.がお休みでしたが、この試合で対戦したのはここまで2位のArroz
F.C.と同3位のJSR。両者の勝点差はこの時点でなくなり、お互いに是が非でも勝ちたい試合となりました。そんな試合で先制したのはArroz F.C.の菊池選手。開始1分56秒の事でした。その後はお互いに攻めあうもゴールには至らず試合終盤を迎えます。そこに投入されたのはこの日遅れて合流した大屋選手。その大屋選手が試合終了間際に放ったスーパーゴールはここまで好セーブを連発してきたArroz F.C.のキーパーも唖然とするほどでした。このゴールで追いついたJSRはギリギリで勝点1をゲット。両者の勝点に差がつく事はありませんでした。
MEP:大屋絵真(JSR) 得点者:(Arroz F.C.)気k値 (JSR)大屋
第8試合 momoza対GIOCATORE
今節まだ勝利がないmomozaとGIOCATOREの対戦となった第8試合。特にmomozaは前節まで5位と昨年の覇者としては物足りない成績とあり、この後上位を目指すためにはこれ以上取りこぼしは避けたいところ。もちろん対戦するGIOCATOREも勝点3を手にしたい気持ちに変わりはありませんが今節は得点力不足に陥っています。しかし守備面はかなり頑張っていますが、この試合も1点に泣く結果となってしまいました。この試合唯一のゴールを決めたのはmomozaの石原選手。Momozaは苦しみながらも勝点3をゲット。GIOCATOREはまたも勝点獲得ならず3連敗となってしまいました。
MEP:石原咲希(momoza) 得点者:(momoza)石原
第9試合 RCC対P✩NUTS
この日すでに2勝をあげているRCCは油断した訳ではないと思いますが、開始早々の1分40秒に永野選手に先制ゴールを決められてしまいます。しかしこれで目が覚めたのかRCCもすぐに反撃。先制ゴールを許してからわずか30秒後、相手キーパーのポジションが少し前だったこともあり石村選手がキックしたボールは無人のP✩NUTSゴールに吸い込まれます。その後はお互い四つに組んだ戦いとなりましたが、RCCは得点源である三尾選手がキーパーに入っており、試合は1−1のまま終了のホイッスル。両者が勝点1ずつを分け合う結果となりました。
MEP:石村沙理(RCC) 得点者:(P✩NUTS)永野 (RCC)石村
第10試合 Arroz F.C.対GIOCATORE
しばしの休憩の後行われたのは第3節以来3回目となる同一大学のチーム同士Arroz F.C.とGIOCATOREの一戦。これまでの2回の対戦はいずれもArroz F.C.が勝利していますが、この試合もその勢いそのままに終始Arroz
F.C.ペースで試合が進み、得点も重ねていきました。まずは1分50秒に新津選手が決めて先制すると、4分50秒には菊池選手の強烈な一発、更にその直後にはこの日好調の井上選手がコーナーキックから合わせて3−0とします。その後も7分12秒に前田選手、試合終了直前にも野毛選手が決めて5−0の快勝となりました。
MEP:新津しおり(Arroz F.C.) 得点者:(Arroz F.C.)新津、菊池、井上、前田、野毛
第11試合 JSR対RCC
こちらは第1節以来の対戦となるJSRとRCCの一戦。前回の対戦は1−1のドローに終わっていますが毎年好勝負を繰り広げてきている両チーム、今回の対戦はどうだったでしょうか・・・? 先制したのはJSR。1分22秒、小川選手のゴールでした。しかしRCCもすぐに反撃。こちらもこの日好調の三尾選手のゴールで同点に追いつきます。今回もこのまま1−1かと思われましたが、7分17秒、前の試合に続き試合を左右するゴールを決めたのはJSRの大屋選手でした。大屋選手はこのゴールでチームに勝利をもたらすとともに自身のゴール数も13点とし以前得点ランキングのトップを守りました。
MEP:大屋絵真(JSR) 得点者:(JSR)小川、大屋 (RCC)三尾
第12試合 P✩NUTS対momoza
上位進出のためにはこれ以上の取りこぼしは許されないmomozaでしたが、その思いが空回りしたのか開始45秒に原選手のリーグ初ゴールを許し失点してしまいます。ここから気持ちを入れ替えたいmomozaでしたが、2分後にも原選手に決められP✩NUTSに2点をリードされてしまいます。その後5分50秒に得た関節フリーキックを活かし荒井選手が決めて1点差に詰め寄りますが、6分28秒に林選手に決められて勢いを止められてしまいました。結局試合は3−1でP✩NUTSが第2節に続きmomozaに勝利、勝点3をゲットしました。
MEP:原妙子(P✩NUTS) 得点者:(P✩NUTS)原2、林
第13試合 Arroz F.C.対RCC
ここからは各チームのラストの5試合目に突入。その最初の試合はArroz F.C.とRCCが対戦しましたが、試合終盤まで一進一退を繰り返す引き締まった試合展開となりました。そんな試合が動いたのは8分00秒、新津選手のゴールでした。このゴールで勢いが増したArroz F.C.は9分30秒にも野毛選手が上手く合わせて2点目をゲット。3年生二人のゴールで勝利したArroz F.C.は首位のJ.W.F.C.に勝点2差まで迫ってきました。
MEP:新津しおり(Arroz F.C.) 得点者:(Arroz F.C.)新津、野毛
第14試合 GIOCATORE対P✩NUTS
第14試合はGIOCATOREとP✩NUTSの今期2試合目。P✩NUTSは前節で唯一勝利をあげたのがGIOCATOREでしたが、この試合は試合中盤まで動きなし。両チームとも相手ゴール前までは迫るものの特典には至りませんでしたが、5分を過ぎたところで直前の試合でもゴールを決めた原選手が放った芸術的なル-プシュートがGIOCATOREゴールに吸い込まれチームに勝利をもたらしました。原選手は今節からリーグ戦に参加。リーグの雰囲気に慣れてきた終盤の試合で見事に覚醒。今後の活躍が期待できそうです。
MEP:原妙子(P✩NUTS) 得点者:(P✩NUTS)原
第15試合 JSR.対momoza
この試合が今節の最終戦。昨年も好ゲームを演じた両者ですが、今節は3勝1分のJSRに対し1勝1分2敗と取りこぼしが目立つmomozaと対照的なチーム状況。しかしmomozaは強いチームとの対戦の方が気合が入るようでこの試合もJSRの強力な攻撃陣に得点を許しません。しかしmomozaもJSRから得点を奪うことができずスコアレスドローで試合終了のホイッスルを聞くことに。好ゲームとなりましたが、お互いに勝点1を分け合うという形で今節は終了となりました。
MEP:小林咲慧(momoza) 得点者:なし