第1試合 JSRD.T.M

 

ついに2017年度の女子大生リーグも最終節。第1試合は残念ながら今期の優勝の目が無くなったJSRD.T.Mと対戦。JSRは開始早々からその鬱憤を晴らすかのような猛攻を仕掛けます。その中心は小川選手でした。開始早々北島選手のパスから先制点を決めると、その後立て続けに3ゴールをゲット。更には北島選手、金子選手とともに小川選手も2ゴールを決め10−0の大量得点差で勝利。チームの二桁得点は今季初、更に1試合6ゴールはこれまでの記録となりました。なお、小川選手はこの時点で今節のMVP第1候補となりました。

 

MEP:小川遥加(JSR)   得点者:(JSR)小川6、北島2、金子2

 

 

第2試合 momozaRCC

 

第2試合はここまで首位のmomozaが登場。対戦相手はRCC、4位ながら侮れないチームです。立ち上がりは互角の戦い。RCCは相変わらずキーパーの八木選手がmomozaに立ちはだかります。均衡が破られたのは4分25秒、momoza佐久間選手のゴールでした。いつも以上に盛り上がるmomozaベンチ。その後momozaは6分10秒、長岡選手が滑り込みながらシュートを決めてRCCを突き放すと、試合はこのまま終了のホイッスル。Momozaが貴重な勝点3をゲットしました。

 

MEP:佐久間穂香(momoza)   得点者:(momoza)佐久間、長岡

 

 

第3試合 PNUTSJ.W.F.C.

 

第3試合はmomozaと熾烈な優勝争い真っただ中のJ.W.F.C.PNUTSと対戦。直前の試合でmomozaが勝利した事で負けるとほぼ優勝が無くなるJ.W.F.C.でしたが、スタートから確実に得点を重ねていきます。0分50秒に相沢選手が巧みなドリブルから先制ゴールを決めると、5分48秒、6分59秒に大森選手が立て続けに得点。更に試合終盤杉本選手が角度のないところから見事なゴールが決まり試合は終わりかと思いましたが、その後にも大森選手がハットトリックとなる3点目をゲットしJ.W.F.C.が5−0と快勝。今期最後の千葉ダービーを制し優勝に望みをつなぎました。

 

MEP:大森真生(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)相沢、大森3、杉本

 

 

第4試合 D.T.MGIOCATORE

 

今節は全チームが揃うため、第4試合が最初の試合となったGIOCATOREが唯一今節4試合を戦うD.T.Mが対戦。しかし今節3年生が不在のD.T.Mはこの試合も劣勢を強いられます。0分59秒に菅野選手のゴールでGIOCATOREが先制に成功。更にGIOCATOREは5分32秒に望月選手、7分20秒にはコーナーキックから山中選手にもゴールが生まれ終わってみれば3−0。これで今期の両者の対戦成績はGIOCATOREの4勝1敗で終了しました。

 

MEP:菅野春香(GIOCATORE)  得点者:(GIOCATORE)菅野、望月、山中

 

 

第5試合 momozaJSR

 

首位に立っているmomozaですが、今節は強敵との対戦が続きます。今節2試合目の相手は現在3位のJSR。そんな試合は序盤から動きます。開始1分過ぎ、momozaは相手ファールで得たフリーキックから佐久間選手が決めて先制に成功します。しかしJSRも意地を見せます。この直前にキーパーとの1対1を決めきれなかった小川選手が、それを払しょくする同点ゴールを叩き込んだのが5分10秒の事でした。試合がこのまま同点で終わると優勝争いが全くわからなくなります。当然この後は両者必死の攻防。そして次に試合を動かしたのは8分7秒、コーナーキックから決めたmomoza長岡選手のゴールでした。これで勝点を「64」としたmomozaはかなり優勝に近づいたと言っていいでしょう。

 

MEP:長岡史樺(momoza)  得点者:(momoza)佐久間、長岡 (JSR)小川

 

 

第6試合RCC 対PNUTS

 

第6試合はRCCPNUTSの今期最終戦。ここまではRCCが2勝1分1敗とリードしていますが、どれも接戦となっています。しかし今回はRCCが大勢の応援団にも支えられ終始試合を支配します。まずは0分40秒、ゴールキーパーからのスローを受けた古川選手が決めて先制すると、2分16秒には石井選手が決めて2−0。更には前節MVPに選ばれた佐藤選手もゴール前の飛び出しから決めて3−0の快勝。経験者ではないこの3名がゴールを決められるのが今期のRCCの強みであり、リーグ戦を通じて成長した証明だと思います。

 

MEP:古川結佳(RCC)  得点者:(RCC)古川、石井、佐藤

 

 

第7試合RCC 対PNUTS

 

第7試合は第5試合でmomozaが勝利し、優勝のためには大量得点が必要となったJ.W.F.C.D.T.Mと対戦。これまでもD.T.Mを圧倒しているJ.W.F.C.ですが、この試合も序盤から猛攻を仕掛けます。その中心は得点王争いの渦中でもある友永選手でした。0分23秒のゴールを皮切りにこの試合の全ゴールを決める大活躍。4−0と大勝したJ.W.F.C.ですが、この時点での勝点は「61」でmomozaとの差は「3」。この後に行われる直接対決が事実上の決勝戦となりました。

 

MEP:友永和希(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)友永4

 

 

第8試合 JSRGIOCATORE

 

ここかららは各チームの今期最終試合となります。第8試合はJSRの最終戦。対戦相手はGIOCATOREでしたが、この日のGIOCATOREは経験者が多く、なかなか得点を奪うことができません。逆にGIOCATOREに決定機を許すことも・・・それを好セーブで得点を許さなかったのは相田選手。今節は出場試合が少なかったですが、最後に専属キーパーの実力を見せてくれました。なお、試合はスコアレスドローで終了。勝点1ずつを積み上げましたが。この結果、JSRは15勝7分8敗の勝点52としましたが、RCCの採取試合の結果で3位か4位か決まるということになりました。

 

MEP:間友里(JSR)  得点者:なし

 

 

第9試合 momozaJ.W.F.C.

 

今期の両者の最終戦であり、事実上の決勝戦となったmomozaJ.W.F.C.の一戦。この時点の勝点差は「3」、得失点差は「13」。数字的には厳しい状況となったJ.W.F.C.ですが、それ以上に意地と意地がぶつかる好ゲームとなりました。どうしても勝利が欲しいJ.W.F.C.ですが、4分52秒に長岡選手にゴールを決められ、momozaに先制を許してしまいます。しかしJ.W.F.C.は最後まで試合を諦めませんでした。7分20秒、大森選手に起死回生のゴールが生まれ同点に追いつきます。しかしこれ以降ゴールシーンは見られず1−1の同点で終了のホイッスル。両者が勝点1を分け合うとともにmomozaの優勝が決まりました。

 

MEP:長岡史樺(momoza)  得点者:(momoza)長岡 (J.W.F.C.)大森

 

 

第10試合 RCCGIOCATORE

 

直前の試合でmomozaの優勝が決まり、その余韻が残る中行われたのはRCCGIOCATOREの今期最終戦。RCCは今期3年生6人だけで戦い続けてきましたが、その全員がこの試合で引退となります。そして勝てば4位から3位に浮上するとあって、今までにない数の応援団も後押しを受けての試合となりましたが、その気持ちは届かず無得点。しかし今期のベストゴレイロにも選出された八木選手の守りは固くGIOCATOREにも得点を許さずスコアレスドロー。RCCは残念ながら3位には届きませんでしたが、最後までよく頑張ったと思います。逆にGIOCATOREはこのメンバーが来年の中心になるはず。来期は大いに期待できるのではないでしょうか?

 

MEP:宮本桃佳(RCC)  得点者:なし

 

 

第11試合 PNUTSD.T.M

 

この試合が2017年度の女子大生リーグ最終戦。対戦したのは今期は残念ながら下位に低迷してしまったPNUTSD.T.Mでしたが、両者とも最後の力を振り絞り相手ゴールに果敢に攻め込む好ゲームとなりました。先制したのはPNUTS。1分54秒に小野選手のゴールが決まります。これに対しD.T.Mは4分18秒、菅原選手のゴールで同点に追いつくと6分58秒には田所選手のゴールで逆転に成功します。しかし試合はこれで終わりではありませんでした。9分17秒に内村選手のゴールが飛び出し再度同点に追いつきます。そして試合はこのまま2−2で終了。各チームの最終戦がすべて引き分けという珍しい結果で今期の全試合を終了しました。

 

MEP:田所美波(D.T.M)  得点者:(PNUTS)小野、内村 (D.T.M)菅原、田所