第1試合 RCC対momoza
第4節はとても暑い中での開催となりました。そのため途中で30秒の給水タイムを設ける事とし、1試合は10分30秒で行いました。その第4節の第1試合では前節がお休みだったRCCがmomozaと対戦しました。戦前の予想ではmomozaの攻撃力がRCCを上回るのではと思われていましたが、RCCはキーパーの八木選手を中心にしっかりとした守り。更には3分50秒に佐藤選手にゴールが記録されます。後半も攻め込まれるシーンが多かったRCCですが、最後まで耐え抜いて1−0で試合終了。RCCが貴重な勝点3を手に入れました。逆にmomozaは今期初の敗戦を喫しています。
MEP:佐藤朱莉(RCC) 得点者:(RCC)佐藤
第2試合 GIOCATORE対J.W.F.C.
第2試合は一方的な展開となりました。J.W.F.C.は開始11秒に第1節にMVPに輝いた友永選手が決めて先制すると、1分40秒にも友永選手が決めて2−0。更に友永選手は2分37秒に比氣選手のゴールもアシスト。その後も、確実に得点を重ねるJ.W.F.C.。4点目はキーパーの大森選手のロングシュート、5点目、7点目は加藤選手、6点目はまたも友永選手のゴールと終わってみれば7−0。未だ無敗のJ.W.F.C.が今節も好スタートを切りました。
MEP:友永和希(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)友永3、比氣、大森、加藤2
第3試合 JSR対P✩NUTS
第3試合にはここまで首位のJSRが登場。P✩NUTSとの対戦となりました。今期はすでに2回対戦している両者ですが、そのいずれもが1−0でJSRが勝利していますが、この試合は一進一退の展開となります。そんな試合を決めたのは8分9秒、P✩NUTS本忠選手のゴールでした。前節、MVPに輝いた本忠選手はここでも大きな仕事をやってのけましたが、必死にゴールマウスを守り続けた上田選手の守備での活躍も見逃せません。
MEP:上田佳奈(P✩NUTS) 得点者:(P✩NUTS)本忠
第4試合 GIOCATORE対momoza
第1試合で初の敗戦を喫したmomozaは、一念発起したのかこの試合でゴールラッシュを見せてくれました。23秒、2分43秒に柏木選手が連続で決めると、4分23秒には長岡選手のパスを受けた澤井選手のゴールで給水タイムまでに3−0。その後も攻撃の手を緩めないmomozaは長岡選手の強烈なミドルシュート、佐久間選手にもゴールが生まれ5−0とGIOCATOREを圧倒。初戦の敗戦を払しょくする一戦となりました。
MEP:柏木麻友子(momoza) 得点者:(momoza)柏木2、澤井、長岡、佐久間
第5試合 D.T.M対GIOCATORE
第5試合RCCとJSRの今期3回目の対戦。これまでの2戦はいずれもJSRが勝利していますが、この試合も勝って、先ほどの敗戦から立ち直りたいところ。そんな試合は思わぬ形で動き出すことに・・・1分過ぎ、ディフェンスがキーパーに戻したボールは触ってしまうとバックパスになってしまう状況に。これに迷ったキーパーはそれを見送ってしまい、そのボールは無情にもRCCゴールに。これで完全にリズムを崩してしまったRCCは気持ちの整理がつかないまま試合を続けますが、JSR小川選手にハットトリックを許すなど5失点。せっかくmomozaに勝利し勢いに乗るかと思っていた矢先の大敗。早く切り換えてほしい思います。
MEP:小川遥香(JSR) 得点者:(JSR)北島、小川3、OG
第6試合 J.W.F.C.対P✩NUTS
第6試合は今期2度目の千葉ダービー。両者ともに初戦を勝利しての対戦でしたが、お互いに体を張った好ゲームとなり、前半は互角の戦い。先制したのはJ.W.F.C.。6分27秒に決まった馬庭選手のゴールでした。その後も両者ともに相手ゴールに迫るものの得点シーンは訪れず、1−0のまま試合終了。J.W.F.C.が着実に勝点3を突き上げています。
MEP:馬庭佳奈子(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)馬庭
第7試合 D.T.M対momoza
今節は初めて全チームが揃う回となりましたが、変則的に今期2試合のみのD.T.Mはこの試合からの登場となりました。しかし、大会の途中から入ってくるのは難しい面もあったと思います。その証拠に準備不足を露呈してしまい、momozaに大量得点を奪われる結果となってしまいました。開始16秒に澤井選手が先制点を決めると、その後も立て続けにゴールを決めます。1分32秒に岩井選手、2分20秒と3分0秒には長岡選手、その後も岩井選手、長岡選手、柏木選手にゴールが生まれ、締めくくりはは試合終了間際の澤井選手の2点目、チーム9点目でした。
MEP:澤井彩香(momoza) 得点者:(momoza)澤井2、岩井2、長岡3、柏木2
第8試合 GIOCATORE対RCC
第8試合はここまでの2戦いずれにも大敗しているGIOCATOREがRCCと対戦。RCCも先ほどの悪夢から早く抜け出したい大事な一戦でしたが、攻め込んでいたのはGIOCATOREの方。しかし、RCCのキーパー八木選手の好守備に何度も跳ね返されゴールを奪うことができません。中には飛び出した八木選手が弾いたボールをキーパー不在のゴールにGIOCATOREが蹴りこむシーンもありましたが、これさえも八木選手がセーブ。しかし最後に落とし穴が待っていました。GIOCATORE田村選手のシュートがディフェンスに当り勢いがなくなった分タイミングがずらされRCCゴールに吸い込まれるという不運。この1点でGIOCATOREが今節初の勝利を飾りましたが、MEPは超人的なプレーで好セーブを連発したRCCの八木選手とさせていただきました。
MEP:八木水萌(RCC) 得点者:(GIOCATORE)田村
第9試合 JSR対J.W.F.C.
2017年度の女子大生リーグ前半戦の最後にJSRにとって試練が待っていました。それは上位争いをしている2チームとの直接対決。まずはここまで負けがないJ.W.F.C.との対戦でしたが、予想通り攻守が頻繁に切り替わる激しい試合となりました。お互いに相手ゴールに迫るものの好守に阻まれなかなか得点することができません。そして試合は終盤8分50秒、J.W.F.C.はファールで得たフリーキックのチャンス。これを市川選手が豪快に決めて、J.W.F.C.がリードを奪います。更にJ.W.F.C.は試合終了間際に鈴木選手のゴールが飛び出し、終わってみれば2−0。J.W.F.C.が無敗を守るとともに、JSRは悔しい敗戦となりました。
MEP:市川芙海(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)市川、鈴木
第10試合 D.T.M対P✩NUTS
第10試合はこの日途中からの参加となったD.T.Mの2試合目。対戦相手は前回今期初勝利をあげたP✩NUTS。この試合に勝って2勝目を手にしたいD.T.Mでしたが、P✩NUTSの返り討ちにあってしまいました。1分19秒に上田選手のゴールで先制を許すと、その直後には仲村選手も決めて2−0。更に攻撃の手を緩めないP✩NUTSは、上田選手の2点目、林選手、本忠選手にもゴールが生まれ序盤だけで5得点。後半こそスコアは動きませんでしたが、5−0でP✩NUTSが勝利。D.T.Mには後半戦の奮起を期待したいと思います。
MEP:上田佳奈(P✩NUTS) 得点者:(P✩NUTS)上田2、仲村、林、本忠
第11試合 JSR対momoza
ここからは各チーム、中断前の最後の試合となりますが、JSRとmomozaの上位陣直接対決が第11試合。先ほどのJ.W.F.C.戦で惜敗したJSRは勝って前半戦を首位で終わりたいところ。逆にmomozaもこの試合に勝てば初の首位に立てるとあって、気合十分。そんな両者の意地がぶつかり合う好ゲームとなりましたが、無得点のまま給水タイムを迎えます。そして後半に突入した6分35秒。この試合唯一のゴールシーンが生まれます。得点したのはmomozaの長岡選手。その後も両者最後まで全力を出し切りますが、1−0でmomozaが勝利。JSRはこの日1勝3敗となり、3勝1敗だったmomozaに首位を明け渡す結果となりました。とはいえ、勝点差は僅かに「1」。後半戦も目が離せない展開になるでしょう・・・
MEP:長岡史樺(momoza) 得点者:(momoza)長岡
第12試合 RCC対J.W.F.C.
上位陣で前半戦唯一お休みの回があったJ.W.F.C.。その分の勝点がないとはいえ、この試合に勝てば上位2チームとほぼ勝点で並ぶことになるRCC戦。そんな気合とは裏腹に、先制したのはRCCの方でした。キックインからのボールをゴール前でうまく合わせた古川選手のゴールが決まったのは4分40秒。その後給水タイムを挟み後半戦に突入しますが、ここでも好セーブを見せたのはRCCの八木選手。ピンチもたくさんあったものの最後までゴールを守り切り、勝利に貢献するとともに今節のMVPが確定。J.W.F.C.は無敗のまま前半戦を終えたいところでしたが、首位とは勝点差4で前半戦を終了。久々の優勝に向けた後半戦の戦いも期待したいと思います。
MEP:八木水萌(RCC) 得点者:(RCC)古川
第13試合 GIOCATORE対P✩NUTS
暑く長かった第4節もこの試合が最終試合。前半戦の最終試合でもあります。対戦したのはGIOCATOREとP✩NUTS。P✩NUTSは本忠選手の加入で攻守に厚みが増し、チーム力が格段にアップした印象ですが、この試合でも本忠選手が活躍します。4分42秒のゴールは相手DFからボールを奪ってからのゴールでした。更にP✩NUTSは久々出場の永野選手にもゴールが飛び出し、2−0で勝利。今節は上位陣と引けを取らない3勝1敗とし後半戦に弾みをつけました。敗れたGIOCATOREは前半戦の成績は奮いませんでしたが、確実に個々のレベルは上がっているので、後半戦を¥の鍵を握るチームになるのではないかと思っています。
MEP:本忠菜々子(P✩NUTS) 得点者:(P✩NUTS)本忠、永野