1試合 iAnimo!PNUTS

 

雨で開催が危ぶまれた第6節の第1試合は今節5試合行うiAnimo!PNUTSの対戦でしたが、iAnimo!の一方的な展開となりました。1分22秒に矢野坂選手がキーパーの股下を抜くシュートを決めると、4分10秒には徳田選手が決めて2点をリードします。その後も攻撃の手を緩めないiAnimo!は5分過ぎに斎藤選手のパスを受けた勝又選手が決めて3−0。更にその1分後に徳田選手のこの試合2点目のゴールが決まり4−0でiAnimo!が勝利しています。

 

MEP:矢野坂茉奈(iAnimo!)  得点者:(iAnimo!)矢野坂、徳田2、勝又



第2試合 J.W.F.C.JSR


第2試合には中断期間明けの前節がお休みで約3か月ぶりとなったJ.W.F.C.が登場。しばらく試合をしていなかったので試合勘が心配でしたが、JSRの攻撃を確実に防いでいきます。特にキーパーを務めた大森選手の好セーブもありJSRを完封。残念ながら自軍も無得点で勝利はなりませんでしたが、久々の試合、強豪のJSRが相手ということを考えれば勝点1を分け合ったのはいい結果だったと言えるかもしれません。

 

MEP:大森真生(J.W.F.C.) 得点者:なし

 

 

第3試合 RCCD.T.M

 

第3試合はここまでまだ1回しかい対戦がないRCCD.T.Mの一戦となりました。今回D.T.Mはは5人ギリギリの参加という事で選手の疲労も考慮し試合途中でキーパーの交代を認める事にしました。そのキーパーを交代するまではなんとか相手を0点に抑えていましたが、後半に疲れが見えて4失点。5分23秒に山田選手が決めて均衡を破ったRCCは6分2秒に梶谷選手、8分33秒には坂田選手のパスを上手く合わせて西選手がゴール。更に9分40秒に山田選手の2点目が決まり大量得点でRCCが首位をキープしました。i

 

MEP:山田茜(RCC)  得点者:(RCC)山田2、梶谷、西

 

 

第4試合 iAnimo!J.W.F.C.

 

今節は上位対決が多数組まれていました。第4試合にはJ.W.F.C.iAnimo!が対戦しましたが、開始35秒に相手ファールでJ.W.F.C.がフリーキックを獲得。これを前の試合ではキーパーで好セーブを連発した大森選手が見事に決めて先制に成功します。その後は強豪同士の対決に相応しく一進一退の攻防が続きましたが、結局このゴール以外に両軍のネットは揺れず試合は終了。J.W.F.C.が1−0でiAnimo!を下しました。

 

MEP:大森真生(J.W.F.C.) 得点者:大森

 

 

第5試合 RCCPNUTS

 

第5試合には前の試合で大勝しているRCCと大敗しているPNUTSが対戦。その両者のチーム状況そのままに1分45秒、大倉選手のパスを田中選手が合わせてRCCが先制します。その後もRCCは前線の田中選手にボール集めて追加点を狙いますが、惜しいシュートはあったもののゴールはならず。その間PNUTSも同点ゴールを狙いますがRCCの守備も堅い。そのRCCは6分29秒に佐藤選手がドリブルシュートを決めて2−0とPNUTSを引き離します。その後両軍にチャンスはあったもののスコアは動かず。2−0でRCCがこの日の2勝目をあげました。

 

MEP:田中咲季(RCC) 得点者:(RCC)田中、佐藤

 

 

第6試合 JSRD.T.M

 

今節5人で戦うD.T.Mはこの試合も上位との対戦。滝口選手を中心に必死に守りますが、JSR北島選手にドリブルで中央を突破され先制点を許してしまいます。その後も試合を優位に進めるJSR。6分8秒には小木曽選手に嬉しい初ゴールが記録され盛り上がるベンチ。やはり初得点というのは本人もチームも嬉しいもの。2−0で勝利したJSRはしっかりRCCを並走しています。

 

MEP:小木曽千瑛(JSR)  得点者:(JSR)北島、小木曽

 

 

第7試合 RCCiAnimo!

 

今節は3チームがお休みだったため、ここからが後半戦。その最初に登場したのはRCCiAnimo!。この試合も上位対決です。しかし試合はいきなり動きます。開始早々斎藤選手が決めてiAnimo!が先制に成功します。その後は強豪同士の対戦らしくお互いに相手ゴールに攻め込みますが、なかなかゴールは生まれません。そして次に得点を奪ったのはリードするiAnimo!の方でした。8分17秒、コーナーキックから徳田選手が決めて追加点をゲット。しかしRCCも黙っていません。9分12秒に坂田選手が決めて1点差に迫りますが、反撃が少し遅すぎたか・・・?結局2−1でiAnimo!が勝利。iAnimo!は得点者以外にも丸岡選手の体を張ったプレーが目につきました。

 

MEP:丸岡咲紀(iAnimo!) 得点者:(iAnimo!)斎藤、徳田 (RCC)坂田

 

 

第8試合D.T.MJ.W.F.C.

 

D.T.Mは試練が続きます。この試合も上位に位置するJ.W.F.C.との対戦。先に得点を握ったのはやはりJ.W.F.C.でした。今節はここまでシュートは放つものの得点にならず焦りもあったキャプテンの小口選手が執念で押し込んで3分25秒に先制。その後はD.T.Mも必死に守りJ.W.F.C.の協力な攻撃陣を押させていましたが、交代選手がおらず疲れが見えた試合終盤に2失点。(8分0秒:市川選手。9分50秒:佐藤選手)3−0でJ.W.F.C.がこの日の2勝目をあげています。

 

MEP:小口舞子(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)小口、市川、佐藤

 

 

第9試合 JSRPNUTS

 

第9試合には今節負けなしのJSRと2連敗のPNUTSが対戦しました。しかし予想に反してPNUTSがいきなり先制します。決めたのは内村選手。まだ1分にもならない時間帯でした。先制で盛り上がるPNUTSの動きの良さにJSRは反撃の糸口を見つけられません。そのまま試合は終盤に突入。2連覇のためには負けられないJSRは1分を切ったところで温存していた北島選手を投入。エースの得点力にすべてを賭けます。そして迎えた9分58秒。期待に応える北島選手のゴールが決まります。JSRは逆転には時間が無かったものの最低限の勝点1を獲得。それにしても北島選手の決定力は凄かった・・・

 

MEP:北島彩香(JSR) 得点者:(JSR)北島

 

 

第10試合 iAnimo!AD.T.M

 

今節のD.T.Mは本当に気の毒な回となってしまいました。人数がギリギリな上にこの試合も強敵のiAnimo!戦。5人で最後まで頑張ってくれましたが、この試合も相手に押される場面がほとんどでした。まず1分13秒、ハンドで取られてしまったPKを徳田選手が冷静に決めてiAnimo!が先制。その1分後には斎藤選手が追加点をゲット。そして試合終盤にも勝又選手が決めて3−0とiAnimo!が完封で勝点3を手にしました。なお、敗れたD.T.Mはこの日の目標である1得点を達成できず、辛い第6節となってしまいました。

 

MEP:斎藤光保(iAnimo!) 得点者:(iAnimo!)徳田(PK)、斎藤、勝又

 

 

第11試合 JSRRCC

 

この日最も注目されたのがこの一戦。ここまで首位のRCCと2位のJSRの今期最後の対戦。両チームとも好位置にいるもののお休みを残しているため、勝点はできるだけ積み上げておきたいところ。そんな両者とも気合が入る一戦が動いたのは2分38秒でした。高倉選手のパスを小林選手がRCCゴールに蹴り込先取点をあげます。しかしJSRは最近試合に出始めた1年生にもいい選手が揃っていますね・・・これに対してRCCは3年生ばかりのメンバー構成でチームワークが売り。しかも誰もが得点できる強みがありますが、4分25秒に同点ゴールを決めたのは前の試合でもゴールを決めている坂田選手でした。その後試合は両者の意地のぶつかり合い。結局1−1のまま試合終了のホイッスルとなりましたが勝点1ずつを分け合ったのは妥当な結果だったかもしれません。なお、これでこの両者の今期の対戦はすべて終了。今期は1勝2分1敗の五分の星でしたが、この結果もある意味妥当だったかもしれません。

 

MEP:坂田莉奈(RCC) 得点者:(JSR)小林 (D.T.M)坂田

 

 

第12試合 J.W.F.C.PNUTS

 

この日の第12試合は千葉ダービー()J.W.F.C.PNUTSの対戦でした。結果から先に言うとスコアレスドローでしたが、お互いのいいところが出た試合でもあったと思います。特にPNUTSは攻撃面では石井選手、守備面では松中選手が効いていました。J.W.F.C.の方ではこの試合からキーパーに戻った大森選手が再度完封。この時点で珍しい二刀流のMVPが決定しました。

 

MEP:松中友里(PNUTS) 得点者:なし

 

 

第13試合 JSRiAnimo!

 

先ほども書きましたが、今節は異例の3チームがお休み。そのためこの日は第13試合が最終戦となりました。その最終戦に登場したのはお互いにこの日5試合目となるJSRiAnimo!JSRは勝って気持ちよく次節のお休みに入りたい。そして暫定首位のRCCにプレッシャーを与えたい試合。対するiAnimo!もこの試合に勝てばまだまだ優勝争いに残れる大事な一戦でした。そして試合は予想通りの熱い試合になりました。しかし試合を決めたのは試合序盤に決まったエースのゴールでした。1分57秒、決めたのはJSRの北島選手。これでRCCとは勝点差3。試合数はJSRがひとつ少ないのでほぼ横一線と言っていいと思います。敗れたiAnimo!は首位との差は13ですが、4試合少なく直接対決も残していることを考えればまだまだチャンスはありそうです。後半戦に入った今期の女子大生リーグ、ますます面白くなってきたのではないでしょうか?

 

MEP:北島彩香(JSR) 得点者:(JSR)北島