第1試合 P✩NUTS対GIOCATORE
ついに今回が2015年度の最終節です。天気も良く絶好のフットサル日和。その第1試合には前節がお休みだったP✩NUTSとGIOCATOREが登場。試合が動いたのは2分13秒、久々の参加となった唐崎選手が決めてP✩NUTSが先制します。しかし試合はこのまま終わるかと思われた9分、梅藤選手が今期初ゴールを決めてGIOCATOREが同点に追いつきます。結局このまま試合終了となった第1試合が両チームが勝点1ずつを分け合う結果となりました。
MEP:梅藤望(GIOCATORE) 得点者:(P✩NUTS)唐崎 (GIOCATORE)梅藤
第2試合 D.T.M対Girls Soka Futs B
第2試合はGirls Soka Futs BがD.T.Mと対戦。Girls Soka
Futs Bは前節に最下位を脱出し、この試合も気合が入っています。対するD.T.Mも卒業生も観戦に来ており勝利を届けたいところ。しかし試合は両者にゴールが生まれないまま終盤戦に。そして終了間際、D.T.Mが絶好のチャンスを迎えシュートを放ちますがキーパーに止められてしまいます。結局試合はスコアレスドローで終了。今節は2試合続けて引き分けとなりました。
MEP:門千秋(Girls Soka Futs B) 得点者:なし
第3試合 RCC対Girls Soka Futs A
前節Bチームに抜かれて最下位となってしまったGirls Soka Futs
A。対戦するRCCも順位争いの真っ最中という事でどちらも気合の入った試合となりました。そんな試合が動いたのは4分58秒、今期後半好調な渡耒選手が交代前のプレーで得点を決めてRCCが欲しかった先制点をゲットします。その後も一進一退が続いた試合は7分40秒に目を疑うシーンが。Girls Soka Futs
A北浦選手のシュートはRCCキーパーの正面やや左に。このシュートをなんとキーパーがキャッチミス。同点に追いつかれてしまいます。しかしこのピンチを救ったのは第6節MVPの芝山選手。9分20秒に起死回生のゴールを決めて2−1と逆転し試合終了。RCCはこのまま終わったら後味の悪い試合になっていたところでしたが、何はともあれ勝点3を獲得。僅かな優勝の可能性はまだ続きます。
MEP:芝山香愛(RCC) 得点者:(RCC)渡耒、芝山 (Girls Soka
Futs A)北浦
第4試合 J.W.F.C.対JSR
第4試合は早くも大一番、現在首位のJSRと2位のJ.W.F.C.の事実上の決勝戦。試合前時点の両者の勝点差は「7」。JSRが勝てば優勝が決まります。当然試合は熱い展開となりました。JSRはここ一番のベストメンバー。J.W.F.C,もいつもの全員出場。このスタンスを変えないところが両者のいいところ。しかしお互いに死力を尽くして攻めあうも両者のキーパーの守備も堅くお互い得点を奪えぬまま試合終了。ゴールシーンは見られなかったものの全く飽きさせない試合展開は本当にナイスゲームでした。なお引き分けたことでJSRの優勝はお預け。J.W.F.C.もわずかながら優勝の可能性が残りました。
MEP:村松玲奈(J.W.F.C.) 得点者:なし
第5試合 D.T.M対GIOCATORE
第5試合はGIOCATOREとD.T.Mの一戦。両者の対戦はここまで1勝1分1敗と全くの五分。この試合で決着がつくと思われましたが、この試合もスコアレスドロー。最終節という事で多少の緊張感があるのでしょうか・・・?いつもよりゴールシーンが少ない気がします。なお、この結果、D.T.Mの4位が確定しました。
MEP:田所美波(D.T.M) 得点者:なし
第6試合 P✩NUTS対Girls Soka Futs A
今期からAfflus Leagueに参戦した両チームの今期の最終戦。P✩NUTSはどの試合も本当に真剣にプレーしてくれて本当に気持ちのいいチームです。上位陣にはなかなか勝利できませんでしたが、Girls Soka Futs
Aにはここまで2勝1分。この試合もその相性の良さが出ます。試合序盤、2分34秒に唐崎選手が決めて先制すると7分17秒には唐崎選手のパスを内村選手が決めて2−0。P✩NUTSは今節1勝1分と好調です。敗れたGirls Soka Futs
Aは逆に今節2連敗。最下位脱出がなかなか見えてきません。
MEP:唐崎梨穂(P✩NUTS) 得点者:(P✩NUTS)唐崎、内村
第7試合 Girls Soka Futs
B対J.W.F.C.
第7試合はJ.W.F.C.の今節2試合目。まだわずかながら逆転優勝の可能性が残っています。そのためには勝利しかないという事で序盤からGirls Soka Futs
Bゴールに攻め込みますが、絶好のパスが何度もゴール前に入るもののどれも決めることができません。後半に入ってメンバーを変えたJ.W.F.C.でしたが、相手キーパーの好守備もあり最後まで得点を奪うことができず無情のホイッスル。やはり無言のプレッシャーがあるのでしょうか?なお、この試合でも好セーブを見せたGirls Soka Futs
B門選手は今節のMVPに選出されています。
MEP:門千秋(Girls Soka Futs B) 得点者:なし
第8試合 JSR対RCC
今節前半戦のラストはまたも上位対決。1位のJSRと3位のRCCが激突。最初の試合で勝利し優勝を決める予定だったJSRは立ち上がりが少し不安定。そんなJSRのすきをついてRCCが先制に成功します。決めたのはまたも渡耒選手。渡耒選手は本当にいいところで仕事をします。これでやっとスイッチが入ったJSRは何度もRCCゴールに攻め込みますが、RCCも必死の守り。結局最後までゴールを守り抜いたRCCが1−0で勝利。本当に優勝の行方が分からなくなってきました。ちなみに各チーム2試合ずつを終了した時点での勝点は、JSR:62、J.W.F.C.:56、RCC:56。RCCがJ.W.F.C.に追いつき、首位との勝点差も「6」に縮まって後半戦に突入することになりました。
MEP:渡耒美夏(RCC) 得点者:(RCC)渡耒
第9試合 Girls Soka Futs
A対D.T.M
後半戦の初戦はここまで2分のD.T.Mと2敗のGirls Soka Futs
A、今節まだ勝利がない両チームの対戦。今期の過去3試合ではD.T.Mがすべて1−0で勝利していますが、この試合も同スコアで決着することになりました。決めたのはD.T.Mの原田選手。3分半過ぎのゴールでした。これでD.T.Mは今期Girls Soka Futs
Aに全勝。Girls Soka Futs Aは最終節3連敗で最終戦に臨むこととなりました。
MEP:原田絢香(D.T.M) 得点者:(D.T.M)原田
第10試合 Girls Soka Futs
B対GIOCATORE
この日の前半2試合キーパーを務め好セーブを連発していた門選手がフィールドで出場したGirls Soka Futs
BとGIOCATOREの一戦。しかしこの試合でキーパーに入った中路選手も好セーブもGIOCATOREの得点を許しません。結局この試合もお互いに得点を奪うことができず試合終了。守備面ではいいところが出た両チームですが、得点シーンも見たかった。
MEP:中路慧香(Girls Soka Futs B) 得点者:なし
第11試合 P✩NUTS対JSR
勝ちか引き分けで優勝が決まるJSRはメンバーを大きく入れ替えてこの試合に臨みました。そんな試合で躍動したのは1年生の二人。1分29秒に榎本選手が先制ゴールを決めると、後半から投入された北島選手が得意のドリブルから6分14秒に2点目を決めると8分20秒にも追加点を記録。ディフェンス面でもキーパーを中心に相手の反撃を許さず3−0で勝利したJSRが悲願の初優勝を決めました。
MEP:北島彩香(JSR) 得点者:(JSR)榎本、北島2
第12試合 RCC対J.W.F.C.
直前の試合でJSRの優勝が決まり、2位、3位を争う事となったRCCとJ.W.F.C.の一戦。この時点で両者勝点りましたが第12試合はここまで未勝利の2チームの対戦。この前の試合で勝利したRCCが勝点で並びこの試合の結果が順位に大きく影響することになります。そんな試合は予想通り熱いものになりましたが、お互い攻め込むものの得点には至らず。それは両チームのキーパーがよかったからで、最後まで相手にゴールを割らせずスコアレスドローの痛み分け。この結果、両者の勝点差は「0」、得失点の差で2位J.W.F.C.、3位RCCとなり2位争いは最終戦持ち越されることになりました。なお、この試合でナイスセーブを見せた両チームのキーパーを今季初の同時MEPとさせていただきました。
MEP:村松玲奈(J.W.F.C.)、武藤早苗(RCC) 得点者:なし
第13試合 JSR対Girls Soka Futs A
ここから各チーム今期のリーグ戦の最終戦となります。最初に登場したのはこの前の試合で優勝を決めたJSRと最下位が確定したものの最後を勝って終わりたいJSRの対戦。先制したのはJSR、開始44秒に笹原選手が決めて幸先の良いスタートを切ります。しかし油断した訳ではないでしょうが2分後に中野選手にゴールを許し同点に追いつかれてしまいます。このゴールで一気に雰囲気が変わったGirls Soka Futs
AはBチーム、そして応援団の後押しを受けて攻め続け、8分に札元選手がゴールを叩き込み逆転に成功すると、1分も経たないうちに札元選手がチーム3点目をゲット。その後JSRも前節ゴールを達成して得点王に花を添えたい小竹選手が必死にGirls Soka Futs Aゴールに襲い掛かりますが、普段の決定力を見せられず3−1のまま試合終了。勝ったGirls Soka Futs
Aは優勝したかのような盛り上がり、逆にJSRは優勝したことがどこかに行ってしまったような暗いムードが印象的な試合後となりました。それにしてもフットサルは面白いですね・・・
MEP:札元実希(Girls Soka Futs A) 得点者:(Girls Soka Futs
A)中野、札元2 (JSR)笹原
第14試合 D.T.M対RCC
この両チームの最終戦はお互いの最終戦が相応しいと思っていましたが、まさかRCCの順位がかかる試合になろうとは・・・逆転優勝は叶わなかったものの昨年より順位を上げて2位になりたいRCC。その思いが試合開始から結果に繋がります。1分18秒にここまでチームを支えてきた大河原選手がD.T.Mゴール前で上手く合わせて先制ゴールを決めると、その大河原選手からのパスを山口選手が決めて3分半でRCCが2−0とリードします。その後4分20秒に原田選手が決めてD.T.Mが1点差に迫りますが、その約2分後には相手のオウンゴールでRCCが再度2点差とします。これで勝負ありかと思われましたが、試合終盤にドラマが待っていました。8分に得たPKのチャンスを宮脇選手がきっちり決めて1点差とすると、その約1分後に佃選手のシュートがRCCゴールに突き刺さり、試合は振出しに。この時点で残り1分。反撃を試みるRCCでしたが、再度リードすることはできず試合終了。3−3という今節最も多く得点が決まった試合はRCCには痛い引き分けとなりました。でも見ているこちらとしては今節最も面白いゲームでした。
MEP:大河原あゆみ(RCC) 得点者:(RCC)大河原、山口、OG (D.T.M)原田、宮脇(PK)、佃
第15試合 J.W.F.C.対GIOCATORE
直前の試合でRCCが引き分けたため勝てば2位が決まるJ.W.F.C.ですが、ここまで攻撃力が売りだったはずが今節はノーゴールと苦しんでいます。そんなチームを救ったのはここまで主にディフェンス面でチームを支えてきた志鎌選手でした。前半から出場すると今までで一番積極的に相手ゴールに攻め込みます。これがチームにいい影響をもたらし、3分46秒に小口選手が先制ゴールを決めると、4分48秒に志鎌選手が自ら追加点を奪い前半のうちに主導権を握ります。その後は得点こそ奪えなかったものの序盤のリードを守り切り2−0で勝利。最終戦で今期の2位を確定させました。負けたGIOCATOREは第2節で全勝したものの、結果は5位。下級生に有望な選手も入ってきているので来年は上位を目指してほしいと思います。
MEP:志鎌優希(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)小口、志鎌
第14試合 P✩NUTS対Girls Soka Futs B
ついにこの試合が今期の最終戦。対戦するのは今期から参戦したP✩NUTSとGirls Soka Futs B。両チームともこの試合で引退する選手がおり、是が非でも勝利して終わりたいところでしたが、最後まで両者ゴールを奪うことができず今節7試合目のスコアレスドロー。最後に得点シーンを見たかった気もしますが、両チームとも終了後の充実した表情を見ると主催者として本当に清々しい気持ちになりました。これで2015年度の女子大生リーグ全112試合がすべて終了しました。参加してくださった選手の皆さん、応援してくれた方々、そして審判、スタッフに心からお礼をいいたいと思います。「本当にありがとうございました。」
MEP:佐野礼丈(P✩NUTS) 得点者:なし