第1試合 JSRGirls Soka Futs A

 

雨の中の開催となった第7節。その初戦は初優勝を狙うJSRと前節がお休みだったGirls Soka Futs Aの対戦。雨で滑るピッチもあって両チーム序盤はボールの扱いに戸惑うシーンも。試合が動いたのは5分過ぎ、横川選手のゴールでJSRが先制します。更に試合終盤、得点王争いのトップを行く小竹選手にもゴールが飛び出し、終わってみればJSRの快勝。Girls Soka Futs Aもチャンスはありましたが、JSRに寄り切られてしまいました。

 

MEP:小竹里奈(JJSR)  得点者:(JSR)横川、小竹

 

 

第2試合 RCCGirls Soka Futs B

 

第2試合はRCCGirls Soka Futs Bが対戦となりました。現在3位のRCCは逆転優勝のためには一つも落とせない状況、しかも立ち上がりが苦手。しかしそんな不安を払しょくするように開始早々大河原選手のパスを渡耒選手が合わせて先制。その後も有利に試合を進めますが得点を奪えず試合は終盤、前節のMVP=芝山選手のシュートが決まった直後に終了のホイッスル。2−0でRCCが勝利し夢をつなぎました。

 

MEP:渡耒美夏(RCC) 得点者:(RCC)渡耒、芝山

 

 

第3試合 J.W.F.C.AGIOCATORE

 

第3試合にはこちらも逆転優勝を諦めていない現在2位のJ.W.F.C.が登場。対するは前節お休みだったGIOCATORE。前の試合でJSRRCCがともに勝利しており、いつも以上に気合の入った立ち上がりを見せます。開始早々に杉本選手がゴールを決めれば、その直後には小森選手もゴールをゲット。更に3分20秒に杉本選手に2点目が記録され、序盤で試合を決めて見せます。選手交代をした後半も攻める手を緩めませんが、ゴールを奪うまでには至らず、3−0のまま試合終了。J.W.F.C.も好スタートを切りました。

 

MEP:杉本華子(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)杉本2、小森

 

 

第4試合 D.T.MJSR

 

第4試合には今節初の試合となるD.T.Mと既に今節1勝しているJSRが対戦。JSRは今節唯一の上位チームとの対戦ということで、ほぼベストメンバーのスタート。その中でも試合に出ればほぼ得点を決める榎本選手が活躍します。2分35秒に先制ゴールを決めると6分過ぎにも追加点を記録。更に8分過ぎには今期怪我に泣かされた山田選手にも嬉しい今季初ゴールが決まり3−0。対するD.T.Mも終盤決定的なシーンが生まれますが決めることができず無得点のまま試合終了。JSRは確実に優勝への階段を上がっているように思います。

 

MEP:榎本美留(JSR) 得点者:(JSR)榎本2、山田

 

 

第5試合 Girls Soka Futs AGirls Soka Futs B

 

第5試合は同門同士の今節最終戦。これまではBチームの2勝1敗。Aチームとしては勝って星をご部にしたいところです。その気持ちが通じたのか試合序盤に札元選手のゴールでAチームが先制します。しかし7分57秒、村木選手のゴールでBチームが同点ゴールが生まれ試合は振り出しに。その後は両チーム諦めず攻みますがゴールシーンは生まれず1−1の引き分けで試合終了。この両者の対決はBチームの2勝1分1敗で今期の直接対決を終えています。

 

MEP:札元実希(Girls Soka Futs A) 得点者:(Girls Soka Futs A)札元 (Girls Soka Futs B)村木

 

 

第6試合 D.T.MGirls Soka Futs B

 

今節は上位チーム同士の対戦が少なかったのですが、2位J.W.F.C.と3位RCCという今節最も注目度の高い対戦となりました。この両チームの勝点差は4。どちらのチームにとっても逆転優勝の可能性があるうちはどうしても負けられない相手です。そんな試合が動いたのは3分15秒、渡耒選手が後方からのパスにうまく反応してシュート。これがJ.W.F.C.ゴールに吸い込まれRCCが先制します。その後両チーム選手交代を行い終盤戦へ。徐々に攻めるJ.W.F.C.、守るRCCという時間帯が多くなりますがRCCはキーパーの武藤選手を中心に必死の守りを見せます。しかし試合終了間際、相手選手のシュートがRCCディフェンダーの足にあたりコースが変わったボールをキーパーが反応しきれず失点。結局1−1の痛み分けという形で試合終了。お互い勝点1ずつを積み上げるにとどまりました。

 

MEP:渡耒美夏(RCC) 得点者:(RCC)渡耒 (J.W.F.C.OG

 

 

第7試合 GIOCATORED.T.M

 

第7節前半戦のラストはGIOCATORED.T.Mの対戦。1試合目は両者ともに強豪チームとの対戦だったため無得点の黒星スタートでしたが、この試合も終盤までお互いにゴールなし。やはり滑るピッチにいつものプレーができないのでしょうか・・・?そんな試合は試合終盤の1ゴールで決まることになります。8分35秒、味方のパスに上手く合わせたのは#10宮脇選手。1−0でD.T.Mが勝利し対戦成績を1勝1分1敗し最終節に決着をつけることになりました。

 

MEP:宮脇めぐみ(D.T.M) 得点者:(D.T.M)宮脇

 

 

第8試合 JSRGirls Soka Futs B

 

少しの休憩を挟み、ここから今節の後半戦。現在首位のJSRにここまで最下位のGirls Soka Futs Bが挑みましたが首位チームは強い。今節は全選手が出場するという事でしたが、先取点を決めたののもリーグ戦初ゴールの荒川選手でした。しかしその1分後、一瞬のすきをつきGirls Soka Futs Bの得点源=多田選手が決めて同点に追いつきます。これで試合は振出しに戻りましたが、試合中盤から第5節のMVP=北島選手が出場すると試合はJSRペースに。そして決めるところをしっかり決めて2ゴールをマークします。この2点でGirls Soka Futs Bを突き放したJSRがこの日の3勝目をあげました。

 

MEP:北島彩香(JSR) 得点者:(JSR)荒川、北島2

 

 

第9試合 J.W.F.C.D.T.M

 

目の前で3連勝としたJSRにこれ以上離されまいとJ.W.F.C.D.T.Mを勢いで上回ったこの試合。1分43秒にオウンゴールで先制すると1分30秒には小口選手が追加点、更には試合終盤、昨季のMVP=徳武選手にもゴールが生まれ3−0。D.T.Mも佃選手の惜しいシュートなど見せ場を作りましたが、無得点のまま試合終了。これで両者の今期の対戦は終了、D.T.Mが勝利したのは第4節のみでした。

 

MEP:小口舞子(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.OG、小口、徳武

 

 

第10試合 Girls Soka Futs ARCC

 

上位チームが揃って勝った直後のRCCの一戦、相手はGirls Soka Futs A。第4節以来の対戦となりましたが、その時は2−2の引き分けでした。しかし一敗もできないRCCは4分53秒に三村選手のゴールで先手を取ります。更に試合終了直前、武藤選手の美味しいゴールも決まり2−0とGirls Soka Futs Aを突き放します。そして試合はこのまま終了のホイッスル。RCCも着実に勝点3を積み上げました。

 

MEP:三村沙織(RCC) 得点者:(RCC)三村、武藤

 

 

第11試合 GIOCATOREJSR

 

首位を行くJSRの今期最終戦。この試合も選手を大幅に入れ替えて臨みました。対するはGIOCATORE。そんな試合は既にこの日は上がりとなった小竹選手がヤキモキする展開に。というのも小竹選手はここまで18ゴールで得点ランキング首位を走っているのですが、それを急激な勢いで追いかけている選手がいるからです。しかもそれが同じチームのメンバーなのでチームの勝利のためにはゴールもほしい。そのメンバーとはこの前の試合でも2ゴールを決めている北島選手。その北島選手はこの試合も絶好調。試合開始早々にゴールを決めると6分にも追加点。しかしこの試合で最も目立っていたのはGIOCATOREのキーパーを務めた山村選手。北島選手の2ゴールで試合には負けたものの、それ以外の枠内シュートをすべてブロック。彼女がいなかったらもっと北島選手にゴールが生まれていただろうという事で、この試合のMEPは敢えて勝利チームからではなく負けたGIOCATOREから選ばせていただきました。なお、JSRは今節も4連勝でフィニッシュ。この勢いのまま最終節に初優勝をかけることになりました。

 

MEP:山村彩香(GIOCATORE) 得点者:(JSR)北島

 

 

第12試合 D.T.MAGirls Soka Futs B

 

第12試合はここまで未勝利の2チームの対戦。先制したのは2分46秒、Girls Soka Futs Bでした。決めた多田選手はこの後5分17秒にも2点目をゲット。久々に2点のリードを奪います。前半は2失点するなど少し緩かったD.T.Mに気合が入ったのはその後から。これではいけないと思ったのかSokaゴールに襲い掛かりますが7分24秒に佃選手が決めた1点に留まり1−2の惜敗。勝ったGirls Soka Futs Bはこの時点で最下位を脱出。第2節からの登場だったので初めてひとつ上に上がったことになります。この勢いで最終節も頑張ってほしいものです。

 

MEP:多田聖美(Girls Soka Futs B) 得点者:(Girls Soka Futs B)多田2 (D.T.M)佃

 

 

第13試合 PNUTSGirls Soka Futs A

 

今期も残り2試合。第13試合には先ほどの試合でGirls Soka Futs Bが勝利したため最下位に落ちてしまったGirls Soka Futs Aが登場。しかし相手が悪かった。相手は優勝のために負けられないJ.W.F.C.。3分30秒にこの日好調の杉本選手が決めて先制すると5分17秒には徳武選手にもこの日の2点目が決まります。更には6分49秒に志鎌選手からのパスを竹井選手が確実に決めて勝負あり。3−0でJ.W.F.C.が勝利し、勝点を54まで伸ばしました。しかし首位のJ.SRとの差は7ポイント。J.W.F.C.の自力優勝はなくなりましたが、奇跡の逆転優勝のために最後まで頑張ってくれると思います。逆にGirls Soka Futs Aは最終節に最下位脱出をかけることになりました。

 

MEP:杉本華子(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)杉本、徳武、竹井

 

 

第14試合 GIOCATORERCC

 

雨の中で開催された第7節もこの試合が最終戦。ここまで3連敗のGIOCATOREと2勝1分のRCC、対照的なチームの対戦となりましたが油断は禁物。しかしRCCは序盤で試合を決めて見せます。開始早々大塚選手がゴールを決めると3分35秒にも大塚選手が2点目をゲット。RCCは大塚選手がゴールを決めるとベンチも盛り上がり完全にRCCペース。しかし私が今節最も唸ったゴールは3点目のゴールでした。後方の大河原選手がゴール前に走りこむ吉田選手にピンポイントのスルーパス。これを吉田選手がゴールに流し込みます。このゴールで3−0とし試合に勝利したRCCは勝点を50とし第7節を終了。首位とは11ポイント差と離されたものの2位のJ.W.F.C.とは4ポイント差。おそらくこの3チームで争われるだろう上位の順位はどんな結末を迎えるのでしょうか?本当に最終節が楽しみです。できれば最終節はベストなピッチコンディションで試合をさせてあげたいものです。選手の皆さん、最後までよろしくお願いします。

 

MEP:大河原あゆみ(RCC) 得点者:(RCC)大塚2、吉田