2014年度の女子大生リーグ第3節は大いに天候に悩まされました。その第3節第1試合はJSRとD.T.Mの対戦。しかしこの時点では雨の心配はなし。というよりも暑いくらいの晴天の中で行われました。試合が動いたのは開始早々の49秒、JSR横川選手のゴールでした。その後D.T.Mも原田選手が果敢にJSRゴールに迫りますがゴールは遠く・・・試合はこのまま１−０でJSRが勝利。D.T.Mは前節のいい流れを継続することはできませんでした。
ＭＥＰ：横川薫（JSR） 得点者：（JSR）横川
第２試合 GIOCATORE対RCC
今期、代替わりをしたRCCは昨年までの得点力不足が嘘のようにゴールが決まり、順位も２位と好調を維持しています。対するGIOCATOREは昨年以上に得点力不足が深刻化。そんな両チームの対戦はRCCの攻撃シーンを数多く見ることができましたが、ゴールシーンは最後まで訪れず。首位のJ.W.F.C.を追撃するためには勝点３がほしかったところでしたがRCCは無念の勝点１。GIOCATOREは梅藤選手の攻め上がりが見られましたが、今季初勝利はいつになるのでしょうか・・・？
ＭＥＰ：梅藤望（GIOCATORE） 得点者：なし
第３試合 J.W.F.C.対JSR
今節はゲストチームの参加がなかったのでJSRは早くも２試合目。相手はここまで首位を走るJ.W.F.C.。J.W.F.C.は新２年生がリーグ戦初登場となりましたが、出場前の緊張はどこへやら。先制したのは３年生の松井選手でしたが、追加点をゲットしたのは２年生の松浦選手。そのプレーは緊張の微塵も感じさせないどうとうとしたものでした。
ＭＥＰ：松井佑希子（J.W.F.C.） 得点者：（J.W.F.C.）松井、松浦
第４試合 D.T.M対RCC
先ほどの試合で得点を奪うことができなかったRCCはこの試合も得点を奪うのに苦労します。しかしディフェンス面ではキーパーを務めた武藤選手を中心にD.T.Mに得点を許しません。そんな試合が動いたのはセットプレーから。6分25秒に得たコーナーキックからゴール正面で合わせたのは石田選手。これで石田選手は毎節ゴールを継続しました。その後RCCは7分32秒に三村選手にダメ押しゴールが記録され２−０で勝利。勝点３をゲットしました。
ＭＥＰ：石田翠（RCC） 得点者：（RCC）石田、三村
第５試合 GIOCATORE対J.W.F.C.
ここまで負けなしのJ.W.F.C.と勝ちがないGIOCATORE。そんな対照的なチームの対戦となった第５試合はここまでのチーム状態そのままの試合となりました。開始4分にOGで先制すると、4分55秒に小森選手の今期初ゴール、更に5分55秒に松井選手の今節の２ゴール目が決まり、中盤で試合を決めてしまいました。GIOCATOREは植竹選手がキーパーとして頑張りましたが、最初の二つのゴールが味方選手に当たって角度が変わったのは不運でした。
ＭＥＰ：小森真帆（J.W.F.C.） 得点者：（J.W.F.C.）小森、松井、OG
第６試合 RCC対JSR
休憩を挟んで行われた第６試合は今期１勝１敗と互角の勝負を繰り広げている２チームの戦いとなりました。そんな試合だからこそお互いに力が入ったのかお互い惜しいところまで行くもののゴールを割るところまではいきません。しかしその膠着状態を一蹴りで破ったのは三村選手の強烈なシュートでした。結局試合は１−０でRCCの勝利。おそらくこの２チームの対戦は後半戦もどちらが勝ってもおかしくない試合が続いていくのではないでしょうか・・・？
ＭＥＰ：三村沙織（RCC） 得点者：（RCC）三村
第７試合 J.W.F.C.対D.T.M
この試合が始まる頃には少し雨が降り出していました。更には遠くから雷の音も・・・試合の方もJ.W.F.C.が１分過ぎに松浦選手の電光石火の一撃で先制します。しかし試合はこの後膠着状態に突入。D.T.Mも中盤ではボールをキープできるもののなかなかフィニッシュまでたどり着けません。逆にJ.W.F.C.は9分過ぎにこの日好調の松井選手に今節毎試合ゴールとなる3点目が生まれ３−０。J.W.F.C.が前半戦を負けなしで終えました。D.T.Mは前節の勝利で期待されましたが今節は勝利なし。後半戦の巻き返しに期待したいところです。
ＭＥＰ：松浦楓（J.W.F.C.） 得点者：（J.W.F.C.）松浦、松井
なお、今節はこの後雷雨により中止となってしまいました。
この後予定されていた３試合＝GIOCATORE対JSR、RCC対J.W.F.C.、D.T.M対GIOCATOREは第４節、第５節に振り替えて開催したいと思います。
詳細は決まり次第ご連絡します。