2014年度の女子大生リーグは雨が降る中での開催となりました。しかも通常使用するBコートはピッチコンディションが悪く、少し狭いAコートを使用して行われました。そんな第2節の第1試合は第1節で勝利が無かった2チームの対戦となりました。先制したのはD.T.M。2分20秒に今回から登場となった1年生の桑原選手のゴールで幸先のいいスタートを切ります。更に4分には前回D.T.Mで唯一のゴールを記録した上原選手にもゴールが生まれ前半だけで2−0。対するGIOCATOREも反撃を試みますが、D.T.Mは前回からかなり練習を積んだのではないでしょうか?前回よりもはるかに選手たちの動きがよくGIOCATOREを完封。D.T.MがうれしいAfflus League初勝利をあげました。
MEP:桑原玲奈(D.T.M) 得点者:(D.T.M)桑原、上原
第2試合 JSR対Bordeaux
Urso
今期の女子大生リーグは毎回ゲストチームをお呼びして開催していますが、今回のゲストは早稲田大学のBordeaux Urso。これまで何度かワンデイカップに参加してもらっていますが、かなりの強敵かつ個性的なチームです。対するは期待されながら第1節は負け越してしまったJSR。ゲストチームの初戦で戦うチームはあまり情報がなくやりずらい面もあると思いますが、この試合も先制したのはBordeaux Urso。2分44秒に前薗選手のゴールが決まるとその直後には駒井選手のゴールも決まり早々と主導権を握ります。しかし上位進出を狙うJSRはチームの中心選手二人を欠きながらも奮闘し5分37秒に山田選手が混戦から決めて1点差に迫ります。その後しばらくは膠着状態が続きましたが9分20秒に佐々木選手がJSRに引導を渡す3点目を決め勝負あり。3−1でゲストチームが幸先のいいスタートを切りました。
MEP:駒井萌(Bordeaux Urso) 得点者:(Bordeaux Urso)前薗、駒井、佐々木 (JSR)山田
第3試合 J.W.F.C.対RCC
第3試合は第1節で好成績を納めた2チームの対戦となりましたが、より気合が入っていたのはJ.W.F.C.の方。この日はJ.W.F.C.の前線の選手の動きがとてもよかった。3分に村田選手、4分に松井選手の迷いのないシュートがRCCゴールを突き刺し2−0。後半に入るとRCCも首位の維持を見せ猛攻を仕掛けますが、J.W.F.C.のディフェンス陣がことごとく阻止。結局最後までゴールを守り切ったJ.W.F.C.が2−0で勝利しました。
MEP:村田咲恵(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)村田、松井
第4試合 GIOCATORE対JSR
この日の初戦を落とした2チームの激突となった第4試合。先制したのはJSR。鵜野選手の今期初ゴールが決まりますがGIOCATOREも梅藤選手にゴールが記録され早い段階で同点に追いつきます。GIOCATOREはこれが今期の初ゴール。このまま逆転し今期の初勝利をと思ったGIOCATOREでしたが、決め手に欠きその後は沈黙。逆にJSRは谷澤選手にこれも今期初ゴールが記録され逆転に成功。2−1でJSRが勝点3を手にしています。
MEP:鵜野瑞希(JSR) 得点者:(JSR)鵜野、谷澤 (GIOCATORE)梅藤
第5試合 J.W.F.C.対D.T.M
先ほどの試合で今季初勝利をあげムードも良くなったD.T.MはJ.W.F.C.との今期初対決。D.T.Mは第1節から比べると明らかにチーム力がアップしていますが、この試合は経験の差が出てしまいました。30秒にこの日好調の村田選手が先制ゴールを決めると、4分20秒には松井選手にもゴールが生まれます。更にもうすぐ7分というところで笹倉選手のパスを村田選手がうまく合わせて3点目をゲット。J.W.F.C.が3−0でD.T.Mを下しています。
MEP:村田咲恵(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)村田2、松井
第6試合 RCC対Bordeaux Urso
先ほどの試合で首位から陥落したRCCは強敵と相対した第6試合。それぞれの初戦を見る限りではBordeaux Urso有利かと思いましたが、先制したのはRCC。第1説でもゴールをマークしている内桶選手が決めて先制すると相手のオウンゴールもあり開始早々2−0とリードします。試合中盤には芝山選手が冷静に決めて3−0。その後Bordeaux Ursoが主導権を握りRCCゴールに迫りますがゴレイロの千葉選手が再三好セーブを見せ1失点のみで切り抜け3−1。RCCが素晴らしい戦いを見せ勝点3をゲットしています。
MEP:千葉みのり(RCC) 得点者:(RCC)内桶、芝山、OG (Bordeaux Urso)佐々木
第7試合 GIOCATORE対J.W.F.C.
少しの休憩を挟み行われた第7試合はここまでの成績が対照的な2チームの対戦。この試合はその差が歴然と出た試合となってしまいました。結果を先に言うと6−0という大差でJ.W.F.C.の勝ち。2分55秒と3分30秒に笹倉選手が立て続けに決めると、その後村田選手、山本選手も決めて試合中盤で4−0。更にJ.W.F.C.はどちらかというとディフェンスに重きを置いている徳武選手にも2ゴールが記録され、6−0の大勝。GIOCATOREはいいところなく3連敗となってしまいました。
MEP:笹倉睦穂(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)笹倉2、村田、山本、徳武2
第8試合 JSR対RCC
ひとつ前の試合がとてもよかったRCCはその勢いを持続したかったはずが、気合が入る前に2点を許してしまいます。こうなると相手も守備的に来るのでなかなかフィニッシュまで持っていけなくなります。徐々に焦りも見えてきたRCCは終了間際に石田選手が決めるのが精いっぱい。1−2で惜敗となってしまいました。JSRは柳澤選手、笹原選手がゴールしましたが、どの選手でもゴールできるのは大きな強みだと思います。
MEP:柳澤里奈(JSR) 得点者:(JSR)柳澤、笹原
第9試合 DTM対Bordeaux Urso
3試合目となり勝点10獲得のために気合が入りだしたBordeaux Urso。この日は雨女がいるのかBordeaux Ursoの試合になると雨が強くなるという・・・しかそんな中でも確実にゴールを重ねるあたりはさすがです。1分27秒に駒井選手、3分10秒に佐々木選手が決めると、8分過ぎには駒井選手にこの試合2ゴール目も飛び出し3−0。賞品獲得に望みをつないだ試合となりました。
MEP:駒井萌(Bordeaux Urso) 得点者:(Bordeaux Urso)駒井2、佐々木
第10試合 RCC対GIOCATORE
RCCの第2節最後の試合はGIOCATORE戦。上位をキープし続けるためにはまだ波に乗れないGIOCATOREからは勝点3をゲットしたいところでしたが、その通りの試合展開となりました。1分に届かない時間帯に三村選手が強烈なゴールを決めて先制。その後しばらくは膠着状態に入りますが、試合終盤はゴールラッシュ。8分25秒から立て続けに4ゴール。石田選手のこの日2点目、芝山選手が2ゴール、とどめは第1節のMVP=吉田選手。RCCがこの日はいい状態で終えています。
MEP:三村沙織(RCC) 得点者:(RCC)三村、石田、芝山2、吉田
第11試合 D.T.M対学習院
この日3戦3勝と絶好調のJ.W.F.C.。優勝のためにはゲストチームにも勝利しておきたいところですが相手は強敵Bordeaux Urso。しかしJ.W.F.C.はこの日特に動きがいい村田選手からのパスをこれも好調の徳武選手が決めて35秒に先制。その後はお互いに好機を迎えますがゴールは割れず1−0のまま終盤へ。このまま終わると賞品がゲットできなくなるBordeaux Ursoは9分になろうかというところで田中選手に起死回生の同点ゴールが生まれます。その後最後の力を振り絞って戦った両チームでしたが残り時間が少なくゴールが生まれることはなく試合はこのまま1−1で終了。この日初のドローとなりました。
MEP:田中祐依(Bordeaux Urso) 得点者:(Bordeaux Urso)田中 (J.W.F.C.)徳武
第12試合 JSR対D.T.M
両チームのラストゲームとなった第12試合。先制したのはD.T.M。この日動きがよかった佃選手のゴールで1−0。しかし上位陣に離されたくないJSRも4分47秒に笹原選手のこの日2ゴール目で試合を振り出しに戻します。今までの展開だとJSRがこのまま勢いに乗るところですが、この日のD.T.Mはやはり一味違いました。6分48秒に安藤選手が決めてD.T.Mが逆転。その後チーム一丸でこの1点差を守りきり2−1でこの日の2勝目を飾りました。これで先に試合を終えていたRCCも含めJSR,D.T.Mの3チームが第2節を2勝2敗としています。それにしてもD.T.Mは3週間でチーム力がアップしましたね。生きのいい1年生も入ってきましたしこれから台風の目になるのではないでしょうか・・・?
MEP:佃裕希(D.T.M) 得点者:(D.T.M)佃、安藤 (JSR)笹原
第13試合 RCC対学習院
雨の中行われた第2節もついに最終試合。お互いに5試合目となったGIOCATOREとBordeaux Urso。奇しくも早稲田のサークル同士の対戦となりました。その早稲田ダービーで先制したのはBordeaux Urso。先ほどのゴールで気を良くした田中選手の素晴らしいゴールが決まります。更に7分15秒にはやっとという感じでしたが細谷選手にもゴールが生まれGIOCATOREを突き放します。結局試合はこのまま2−0で終了しましたが、GIOCATOREはこの日5戦5敗。少し心配です。新しい選手が多いこともあると思いますが、試合慣れしていくことが重要ではないでしょうか?これからの奮起に期待しましょう。なお、この結果3勝1分1敗としたBordeaux Ursoは勝点10となり、ゲストチームとしての賞品をゲットしています。
MEP:田中祐依(Bordeaux Urso) 得点者:(Bordeaux Urso)田中、細谷