第1試合 momozaレディース対ELGOLAZO
第5節の幕開けは日体大同士の対決。初戦で当たるのはもちろん初めて。次節がお休みのmomozaレディースとしてはこの試合に勝って勢いをつけたいところでしたが、初戦の硬さもありなかなか得点をあげることができません。好機を迎えてもELGOLAZOのキーパーの好セーブに阻まれてしまいます。しかし得点を奪えないのはELGOLAZOも同じ。結局お互いノーゴールに終わり試合終了となりました。
MEP:松井直子(ELGOLAZO) 得点者:なし
第2試合 学習院対J.W.F.C.
第2試合には前節休みで久々の登場となった学習院が登場。ユニフォームも新しくなりました。夏休み明け最初の試合は毎回チーム力がアップする学習院。この試合も巧みなパスワークでJ.W.F.C.ゴールに迫ります。対するJ.W.F.C.は逆転優勝のためにも落とせない初戦。しかし菅田選手不在が響きなかなか得点することができません。しかし守備面では粘り強く対応し、結局この試合もスコアレスドロー。スコア以上に見どころの多かった試合ではありました。
MEP:本多由依(学習院) 得点者:なし
第3試合 GIOCATORE対JSR
3試合目はここまで下位に位置する2チームの対決。両チームともに得点力不足に泣かされ上位チームに苦戦していますがこの試合も残念ながらゴールシーンを見ることはできませんでした。これで第5節は開幕3試合がスコアレスドローとなっています。
MEP:なし
第4試合 momozaレディース対学習院
前半戦は思うような試合ができていなかった学習院ですが、私は後半戦の台風の目になるのではと思っています。その意味では首位のmomozaレディースとの対戦は非常に興味深い試合でしたがその通りの展開に・・・先制したのは学習院。2分56秒、本多選手のパスから山下選手が決めたゴールでした。しかしmomozaは4分50秒に得点王争いのトップを走る高橋選手にゴールが生まれ同点に追いつきます。しかしこの後その高橋選手が負傷退場。これでmomozaレディースは厳しくなったと思いましたが、7分30秒に攻守の中心茂木選手が逆転シュートを叩き込み逆転に成功。2−1でmomozaレディースが勝利しました。しかしこの3ゴール以外にも惜しいシュートシーンがたくさんあったこの日1番の好ゲームだったと思います。
MEP:茂木真璃奈(momozaレディース) 得点者:(momoza)高橋、茂木 (学習院)山下
第5試合 JSR対ELGOLAZO
前の試合の余韻が残る中行われた第5試合はJSRとELGOLAZOの一戦。お互い第1試合はスコアレスドローでしたが、この試合はお互い積極的に攻撃を仕掛けます。その中でさすがのプレーを見せたのは前節MVPに選ばれたJSRのキーパー間宮選手。ELGOLAZOのシュートをことごとくブロック。試合はまたまたスコアレスドローでしたが、間宮選手から得点を奪うのは至難の業だなと再確認した一戦でした。
MEP:間宮悠貴(JSR) 得点者:
第6試合 GIOCATORE対J.W.F.C.
この試合は第1試合で勝利できなかったJ.W.F.C.が大爆発。ゴールラッシュとなりました。開始早々渡辺選手のリーグ戦初ゴールが飛び出すと、1分34秒にはキャプテン大塚選手にもゴールが生まれます。その後も攻撃の手を緩めないJ.W.F.C.は山本選手の鋭いパスに村田選手があわせて3点目。更には大塚選手の2点目、岡村選手にもゴール記録され5得点。GIOCATOREはJ.W.F.C.の勢いに押され防戦一方となってしまいました。
MEP:渡辺茜(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)渡辺、大塚2、村田、岡村
第7試合 JSR対学習院
前の試合で死闘を演じた学習院はJSRと対戦。この試合は久々の学習院のゴールラッシュとなりました。開始1分に昨季のMVP野村選手のゴールで先制すると、4分45秒にはコーナーキックを小森選手が合わせて加点。更にはその直後にも相手ゴール前のこぼれ球を野村選手が押し込み3点目。しかしこの試合目立ったのは学習院の選手だけではありません。リーグ戦初登場となったJSRの小竹選手。一時は同点となるゴールを記録。それ以上にアグレッシブなプレーに圧倒された方も多いのでは・・・ただ、強引過ぎるプレーはファールとジャッジされることもあると思うので注意もお願いしたいと思います。
MEP:野村菜摘(学習院) 得点者:(学習院)野村2、小森 (JSR)小竹
第8試合 momozaレディース対J.W.F.C.
今節最大注目となった第8試合は優勝を争う2チームの対戦となりました。気になるのは先ほどの試合で負傷したmomozaレディースの高橋選手の状態。彼女がいないとJ.W.F.C.有利かと思いましたが、負傷を押して強行出場。しかし先制点は思いもしない形で記録されます。MomozaレディースのキーパーからのロングスローがJ.W.F.C.ゴール前へ。これを頭でクリアした大塚選手でしたが、なんと自軍ゴールに吸い込まれオウンゴールとなってしまいます。逆にこれで火が付いたJ.W.F.C.。その直後に大塚選手からのボールを村田選手がうまく合わせて同点ゴール。しかし試合はこの後も動き続けます。2分24秒にmomozaレディースの田比選手がゴール前中央から豪快に決めて2−1。更には茂木選手にもゴールが飛び出しmomozaレディースが3−1で勝利。Momozaレディースは負傷の高橋選手を全員でカバーしたのがいい方向に出たのではないでしょうか?
MEP:茂木真璃奈(momozaレディース) 得点者(momoza)田比、茂木、OG (J.W.F.C.)村田
第9試合 ELGOLAZO対GIOCATORE
優勝争いの熱い戦いの後に行われたELGOLAZOとGIOCATOREの一戦は思わぬ形の先制点で幕を開けます。開始1分47秒、GIOCATORE矢崎選手がシュートを放ちますがそれに反応するELGOLAZOキーパー。しかしそのボールが味方に当たり方向が変わってしまいそのままゴールへ。記録はオウンゴールでしたがこの日の初得点に歓喜するGIOCATOREベンチ。それに奮起するGIOCATOREメンバー。このまま今節初勝利と思われた8分10秒。その思いは虚しく打ち砕かれることに・・・ここまで攻守に存在感を見せてきた荒川選手に同点ゴールを決められてしまいます。更にはその荒川選手が起点となり市村選手にも決められ万事休す。2−1でELGOLAZOが逆転で勝点3をゲットしました。なお、この試合で活躍した荒川選手が今節のMVPに選出されています。
MEP:荒川紗璃(ELGOLAZO) 得点者:(ELGOLAZO)荒川、市村 (GIOCATORE)OG
第10試合 JSR対J.W.F.C.
ここからは各チーム今節の最終試合。先ほどの試合でmomozaレディースに勝てなかったJ.W.F.C.はなんとか勝利して逆転優勝に繋げたかったのですが、JSRの二人の選手がそれを阻む活躍を見せます。ひとりは前の試合でも好セーブを連発したキーパーの間宮選手。もう一人は今節強烈な印象を残した小竹選手。何度もJ.W.F.C.ゴールに襲い掛かる突進を見せますが、J.W.F.C.も意地でそれを阻止。しかし小竹選手の至近距離からの強烈なシュートはキーパーを務めた山本選手ががっちりキャッチ。しかし、得点をあげることもできずスコアレスドロー。何とか勝点1を獲得したというところでしょうか・・・
MEP:山本純子(J.W.F.C.) 得点者:なし
第11試合 学習院対ELGOLAZO
この試合は結果からお伝えします。3−0で学習院が勝利しましたが、昨年優勝した時のような試合運びで・・・学習院は二連覇を目標にして今期を戦っていますが、大きくメンバーが変わったわけではないのに今期はここまで下位に低迷。その理由のひとつが昨季の得点王本多選手の不振。得点王を受賞したことで周りからのマークがきつくなったのも事実ですが、昨期の18ゴールに対し今期はここまでわずかに1ゴール。しかしこの試合で復活してくれました。5分47秒に久しぶりの得点。一本決まればと思っていましたがその通りに8分16秒にもゴールを記録。チームも3−0で勝利しましたが、残り2節の大爆発を期待したいと思います。
MEP:本多由依(学習院) 得点者:(学習院)本多2、山下
第12試合 momozaレディース対GIOCATORE
第5節の最終試合はmomozaレディースとGIOCATOREの一戦。ひとつ前の試合で優勝争いをしているJ.W.F.C.に勝利したmomozaレディースは負傷した高橋選手を休ませるべく、普段試合に出ていない選手中心に試合に臨みました。その中で目立ったプレーを見せてくれたのは松尾選手。相手キーパーの位置を見てコースを狙ったのかと思うシュートを決めるとその後も惜しいシーンが・・・それは決められなかったものの、8分30秒には先発からは外れた茂木選手にもゴールが生まれ2−0。この日3勝1分としたmomozaレディースはJ.W.F.C.との勝点差12で次節お休み。J.W.F.C.はが全勝して勝点で並ぶという面白い展開となりました。
MEP:松尾直歩(momozaレディース) 得点者:(momoza)松尾、茂木