第5節のオープニングゲームに新1年生を迎えてから好調をキープしている学習院が早くも登場。対戦相手はGIOCATOREでしたが、この試合は学習院のゴールラッシュとなりました。2分25秒に本多選手のゴールで先制すると、6分38秒にも本多選手の放ったシュートが狭い隙間を抜けてGIOCATOREゴールに吸い込まれます。この後も攻撃の手を緩めることなく、野村選手がハットトリックを達成。結果は5−0と学習院の圧勝。得点を挙げたふたりに山下選手などが絡む攻撃は相手にとっては脅威となっていることでしょう。
MEP:野村菜摘(学習院) 得点者:(学習院)本多2、野村3
第2試合 momozaレディース対RCC
前節の4試合を不戦敗としてしまったmomozaレディースは気を取り直して臨んだ今節の最初の相手はRCC。Momozaは1年生も加わり人数は増えたものの連携が発展途上。以前のような圧倒的な攻撃力は鳴りを潜めたまま。逆にRCCはこれまで以上に惜しいシーンをたくさん作ります。しかし、後半まで均衡が破られなかった試合に終止符を打ったのは後方からの相馬選手のパスにゴール前で合わせた行政選手のゴールでした。出した選手も決めた選手も絶妙のプレーでした。結局試合は1−0でmomozaレディースの勝利。RCCは惜しい試合を落としてしまいました。
MEP:行政亜美(momozaレディース) 得点者:(momoza)行政
第3試合 JSR対J.W.F.C.
文化祭で到着が遅れたJSRはいきなりの試合となってしまいました。そのJSRはアップが足りなかったのか3分になるかならないかという時に村田選手の本リーグ初ゴールを許してしまいます。その後、体が温まってきた後半は互角の勝負となるもゴールを奪うことはできず。結局1−0でJ.W.F.C.に敗れています。
MEP:村田咲恵(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)村田
第4試合 GIOCATORE対momozaレディース
前回の欠席で首位の座を明け渡してしまったmomozaレディースは学習院との直接対決までは勝点を落としたくないところ。しかし、攻撃の起点となる相馬選手がキーパーを務めたこの試合はなかなかいい場面を作り出せません。対するGIOCATOREも守備面で奮闘。キーパーを中心に体を張ってゴールを守ります。その結果両チームに得点シーンは訪れずスコアレスドローで試合は終了。Momoza相手に勝点1を取ったのははGIOCATOREにとっては大健闘と言えるでしょう。
MEP:菅野葉月(GIOCATORE) 得点者:なし
第5試合 学習院対JSR
この試合も序盤から学習院が猛攻を仕掛けます。1分過ぎ本多選手のゴールを皮切りに折り返し前に3得点。JSRも木下選手を中心に中盤ではボールをキープするもその先になかなか進ませてもらえません。結局JSRはこの四肢もノーゴール。3−0で学習院が勝利しました。
MEP:本多由依(学習院) 得点者:(学習院)本多2、野村
第6試合 J.W.F.C.対RCC
学習院の強さが目立ちますが、J.W.F.C.も2位につけまだまだ優勝を狙える位置にいます。今年だけでなくJ.W.F.C.は1−0の勝利がとても多いチーム。この試合も4分15秒に先制ゴール。キーパーの菅田選手がゴール前にロングスロー。これを相手キーパーの前大塚選手がうまく胸トラップで落としてシュートしたのが決まったもの。これでいつもなら1−0の勝ちに持ち込むのですが、この試合は落とし穴が待っていました。5分25秒にRCC稲垣選手の豪快なミドルシュートがJ.W.F.C.ゴールに突き刺さります。このゴールで1−1。J.W.F.C.は悔しい勝点1となりました。こちらも勝点1を手にしたRCCはいつもより充実したプレーぶりでこの後の試合に期待が持てそうな試合運びでした。
MEP:稲垣美春(RCC) 得点者:(J.W.F.C.)大塚 (RCC)稲垣
第7試合 JSR対GIOCATORE
今節ここまで勝利がない2チームの対戦。両者ともにここまでノーゴールでしたが、この試合は3つのゴールが決まります。5分10秒にJSR市川さんが放ったシュートは本人も「えっ?」と思うような形でGIOCATOREゴールへ。更に6分30秒に木下選手にもゴールが決まり2−0。このまま完封できるかと思った終了間際、今度は今季初出場となった昨年の得点王GIOCATORE唐木選手が維持のゴールを決め2−1。しかし時すでに遅し、JSRが勝点3を手にしました。
MEP:市川佳菜美(JSR) 得点者:(JSR)市川、木下 (GIOCATORE)唐木
第8試合 J.W.F.C.対momozaレディース
第8試合は第2節以来の対戦となるJ.W.F.C.とmomozaレディースの上位対決。前回はmomozaが勝利しておりmomoza有利かと思われましたが、この試合は思わぬ展開となります。というのもJ.W.F.C.のゴールラッシュとなったから・・・2分40秒に神田選手のゴールで先制すると、菅田選手も本領を発揮してドリブルで攻め上がり2ゴール。この後も一方的に攻めるJ.W.F.C.。momozaのキーパーの攻守がなかったらもっと得点が入っていたはず。そして終了間際、ここまで好セーブを連発していたmomozaのキーパーがはじいたところを小沼選手が押し込み4−0。J.W.F.C.はリーグ戦では久々の快勝。momozaは思わぬ大敗となってしまいました。
MEP:菅田めぐみ(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)神田、菅田2、小沼
第9試合 GIOCATORE対学習院
第2節から負けがない学習院はこの日勝敗以上に好パフォーマンスを見せるRCCと対戦。これまでであれば学習院が早い時間帯から得点を重ねるのですが、この試合はRCCが粘りを見せます。各選手が体を張った守備で学習院の攻撃を抑え込みます。このまま勝点1を獲得できるかと思った終盤、学習院は益子選手にゴールが飛び出し1−0。学習院が苦しみながらも勝点3を手にしました。RCCには敗戦でも勝点をあげたいくらいの頑張りだったと思います。
MEP:益子朱里(学習院) 得点者:(学習院)益子
第10試合 GIOCATORE対J.W.F.C.
この試合を勝利して優勝の可能性を残したいJ.W.F.C.は前の試合のゴールショーの再現を狙いましたが、GIOCATOREがそれ以上の頑張りを見せ、終盤まで均衡が破れません。そしてこのままスコアレスドローを覚悟した終盤残り30秒。J.W.F.C.は松井選手に起死回生のゴールが生まれ欲しかった1点が入ります。盛り上がるJ.W.F.C.ベンチ。結局試合は1−0でJ.W.F.C.が勝利し、勝点3を手にしました。しかし、これでこの日勝利なしとなってしまったGIOCATOREですが、悲観することはないと思います。今年の新入生にはかなりガッツのある選手もいますし、その片鱗は見ることができました。もう少し連携ができてくれば、ゴールチャンスも増え、得点シーンも数多く見ることができるでしょう。次節はお休みですが最終節は台風の目になるかもしれませんね。
MEP:松井佑希子(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)松井
第11試合 RCC対JSR
この日、勝利はないものの好パフォーマンスを見せるRCCはこの試合で結果も出したいところ。そのためにはゴールが欲しいところですが、ゴールシーンは前半に訪れます。ミドルレンジから田中選手が蹴りこんだシュートはJSRゴールへ。このシュートはこの日の1,2を争うナイスゴールだったと思います。対するJSRは3年生がこの日で引退が決まっており、なんとか最終戦に勝利したいところでしたが、残念ながらノーゴール。1−0でRCCの勝利となりました。
MEP:田中美乃里(RCC) 得点者:(RCC)田中
第12試合 momozaレディース対学習院
決して意図的にそうしたわけではありませんが、最終戦は序盤好調だったmomozaと現在絶好調の学習院の対戦。momozaは逆転優勝のためには絶対落とせない相手ですが、この日1勝1分1敗と以前のような攻撃力を見ることができません。しかし試合はやってみないとわからないもの。先制したのはmomozaレディース。2分ちょうどに行政選手のゴールが決まります。そしてその後学習院の攻撃の起点=本多選手を封じ込め、仕事をさせません。「やはりmomozaは強い」と思った9分30秒。momozaは気を抜いたわけではないでしょうが、清水選手にミドルシュートを決められてしまいます。そしてそのまま試合終了のホイッスル。勝ちたかったmomoza、なんとか引き分けに持ち込んだ学習院。しかし両チームとも悔しい試合となったようです。
MEP:清水明日香(学習院) 得点者:(momoza)行政 (学習院)清水