第1試合 学習院対GIOCATORE
GIOCATOREが第1試合から登場するのはかなり久しぶり。ここの所好調のGIOCATOREがスタートの試合でどんな動きをするか楽しみにしていましたが、それ以上に目を見張ったのが学習院の動きの良さ。今季のリーグ戦は3位につけながら試合自体の印象はあまり残らないものでしたが、この試合の気合の入り方は素晴らしかったと思います。島崎選手を中心にチーム全体でゲームを組み立てます。その結果生まれたゴールは3つ。1分25秒に野村選手、2分20秒に小坂選手、9分40秒には若井選手がダメ押し・・・3−0で学習院が勝利しました。
MEP:島崎美和(学習院) 得点者:(学習院)野村、小坂、若井
第2試合 青短対RCC
ここまで首位の青短と最下位に低迷するRCCの両極端のチーム同士の一戦。最下位に沈むRCCですが、前節後半はかなり気合の入ったプレーを見せてくれ、初勝利も期待されましたが、試合運びの面では青短が一枚も二枚も上。1年生を多く起用した青短でしたが、6分26秒に経験豊富な大中道選手が決めた1点を守りきり1−0と今節も幸先の良いスタートを切りました。
MEP:大中道麻理衣(青短) 得点者:(青短)大中道
第3試合 J.W.F.C.対momozaレディース
3試合目にしていきなり注目の一戦が・・・体育系の学校同士の一戦は意地と意地のぶつかり合い。幸先よく2府56秒に先制したJ.W.F.C.でしたが、6分過ぎに鶴岡選手の強烈なミドルレンジからのシュートがキーパーの手をかすめてゴール左隅に突き刺さりmomozaが同点に追いつきます。その後はお互いチャンスはあるもののそれを生かせず1−1で両者勝点1ずつを分け合う結果となりました。
MEP:鶴岡舞(momozaレディース) 得点者:(momoza)鶴岡 (J.W.F.C.)大塚
第4試合 学習院対青短
首位青短に3位学習院が挑んだこの試合。今節好調な滑り出しをした学習院はこの試合も優位に進めます。組織力が売りの両者ですが、この試合に限っては学習院が寄り切った格好。2得点を挙げた島崎選手のゴールは両方とも見事なゴールでした。青短は今期初黒星。
MEP:島崎(学習院) 得点者:(学習院)島崎2
第5試合 GIOCATORE対momozaレディース
初優勝を狙う2位momozaレディース。試合前半は#7と#11の攻撃にてこずりますが、ふたりが交代した後半に一気にスパートをかけます。前節からの注目の茂木選手のゴールで先制すると、海老名選手が6分半、8分に連続ゴールで勝負あり。3−0でmomozaレディースが勝利しました。
MEP:海老名由美(momozaレディース) 得点者:(momoza)茂木、海老名2
第6試合 J.W.F.C.対RCC
前期優勝のJ.W.F.C.は逆転優勝には1試合も落とせない状況。最下位RCCには引き分けも許されません。そんな状況の中、J.W.F.C.は開始早々1分23秒に柳沼選手の今季初ゴールで先制。その後は9月開催のワンデイカップから登場した菅田選手が再三にわたりRCCゴールに強烈なシュートを放ちますが、枠をとらえたシュートが少なく無得点。結局序盤にあげた1点を守りきり1−0でJ.W.F.C.が勝点3を獲得しました。
MEP:柳沼志帆(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)柳沼
第7試合 学習院対momozaレディース
ここからは今節の後半戦。各チームの3試合目となる最初の試合はこの日絶好調の学習院がmomozaレディースに挑みました。momozaはパワーで、学習院が組織力で相手ゴールに攻め込みますが、前半は両者無得点。しかしその直後に試合は動きます。5分46秒に第1試合でもゴールを決めている若井選手がうまく合わせて先制点をあげます。ここから両者の気合の入り方が数ランクアップ。攻め込むmomozaを必死に食い止める学習院。そして最後に笑ったのは学習院でした。1−0で青短に続き2位momozaにも初黒星をつけました。
MEP:若井彩花(学習院) 得点者:(学習院)若井
第8試合 J.W.F.C.対青短
直前の試合でmomozaにも黒星がつき首位の座を死守している青短。優勝戦線に残りたいJ.W.F.C.ともに負けられない試合となりましたが、思わぬゴールで決着がつくことになりました。5分53秒に佐藤選手が浮き球のパスを送りますが、これが綺麗な放物線を描きJ.W.F.C.ゴールに吸い込まれます。唖然とするJ.W.F.C.ベンチ。その後反撃を試みますが、ゴールは遠くこの1点に泣くことに・・・ キーパーにとっては何とも悔しいゴールとなってしまいました。
MEP:佐藤花奈(青短) 得点者:(青短)佐藤
第9試合 RCC対GIOCATORE
ここまで未勝利のRCCは不名誉な記録から抜け出すべくGIOCATOREサイドに攻め込みますが、なかなかシュートまで至りません。GIOCATOREのスピード感溢れる攻撃を食い止める守備力は評価できますが、得点を奪えなければ勝利はできません。相手を完封したもののスコアレスドロー。結局この試合も初勝利はお預けとなってしまいました。
MEP:該当者なし 得点者:なし
第10試合 J.W.F.C.対学習院
昨年優勝を争った2チームの対戦。今期はまだ1度しか対戦していませんがその試合は引き分け。今期2回目となったこの試合は、この日の勢いの差が出た試合となりました。試合中盤に島崎選手からのパスを益子選手があわせて先制。J.W.F.C.も度々相手ゴールを脅かしますが、キーパー荒山選手の好守備もあり得点をあげられないまま試合は終了。この結果学習院は久々の4連勝。気が付けば優勝争いに食い込む位置まで浮上しました。逆にJ.W.F.C.は連覇に黄信号。そんな明暗を分けた一戦となりました。なお、4連勝に貢献した島崎選手が文句なしの今節MVPに輝きました。
MEP:益子朱里(学習院) 得点者:(学習院)益子
第11試合 momozaレディース対RCC
この試合はmomozaは4分25秒に鶴岡選手、7分過ぎに海老名選手と中心選手が得点をあげます。なんとか初勝利をと前線で体を張るRCC。ファール気味のプレーも多く一触即発になりかけますが、momozaは大人の対応。試合も2−0と勝利し3位転落を阻止しました。RCCの初勝利は次節お休みのため最終節に持越し。初代王者としてなんとか1勝をあげてほしいと願わない訳にはいきません。
MEP:鶴岡舞(momozaレディース) 得点者:(momoza)鶴岡、海老名
第12試合 青短対GIOCATORE
第5節は最終戦に波乱が待っていました。今節は初黒星を喫したもののいろいろな選手を試す余裕も見せた青短。エースの佐藤選手をベンチスタートとしますが、これが裏目に・・・開始1分に古橋選手がゴールを決めると、ここまで得点王の唐木選手が15秒間に2ゴールを突き刺します。この時点で青短は気持ちが切れかけますが、最後は布施選手のゴールで一矢報いた格好。しかし結果は3−1。初優勝を狙う青短は前節まで無敗もこの日2敗。リーグ戦は面白くなりましたが、青短メンバーの心境は如何に・・・
MEP:唐木美保(GIOCATORE) 得点者:(GIOCATPRE)古橋、唐木2 (青短)布施