≪Afflus
League 第6節 全試合戦評≫
第1試合 RCC対学習院
第6節最初の試合は本リーグ1期目の優勝チームRCCと2期目優勝の学習院の対戦。序盤は静かな滑り出しでしたが、試合が動いたのは4分48秒。ここまで得点ランキング首位を行く#5のゴールで学習院が先制します。そしてそのすぐ後5分20秒には#9がゴールを決め点差を広げます。これに対しRCCは6分37秒に#29のゴールで1点を返しますが8分48秒、#5の2得点目が決まりダメ押し。試合はこのまま学習院が3−1で勝利をおさめました。なお、この両者の本リーグ戦の対戦はすべて終了。4試合で学習院が4勝とRCCを圧倒しました。
第2試合 青短対J.W.F.C
初優勝を狙うJ.W.F.C、この日の最初の相手は青短。青短も夏休み明けから好調を維持しており、一進一退の好ゲームとなりました。優勝するためには負けられないJ.W.F.Cでしたがなかなか相手ゴールを割ることができません。ゴールが決まらないのは青短も同じ。J.W.F.C#11の好セーブもありなかなか得点を奪えません。このままドローかと思われた8分15秒。J.W.F.C#55の起死回生のゴールが決まります。歓喜に沸くJ.W.F.Cベンチ。そして試合はこの虎の子の1点を守ったJ.W.F.Cの勝利。優勝のためには貴重な勝点3をゲットしました。
第3試合 momozaレディース対AMIGO
次節がお休みのため今節が今期の最終となるmomozaレディース。自力優勝は難しいもののなんとか4連勝して上位チームにプレッシャーをかけたいところ。先制したのはmomozaレディース。相馬さんのゴールが2分30秒に決まります。その後#39の今期初ゴールも決まり終始momozaペースで試合終了。これで本リーグmomozaレディースはAMIGOに負け梨の4連勝となりました。
第4試合 青短対学習院
この試合も優勝争いには大きな意味を持つ試合。両チームとも序盤から気合が入っていました。青短はここのところ採用しているキックオフから後方の#21が前線へロングフィードを送る作戦でゴール前にいいボールが入りますが惜しくも得点には至らず。しかしその勢いのまま先制したのは青短。#22のゴールが3分40秒に決まります。現在2位の学習院は絶対に負けられない試合。ここから攻撃的にシフトします。そして迎えた5分55秒。#11のシュートが決まり同点に追いつきます。ここからは女の意地と意地がぶつかり合う熱い展開に・・・しかしこの後はお互いゴールが決まらず痛み分け。両チーム勝点1を分け合う結果となりました。
第5試合 RCC対AMIGO
今期得点力不足に泣かされ上位争いから脱落してしまった両チーム。個々のプレーにはいいものがあるので、ゴールを期待して見ていましたがこの試合も得点シーンは見られず。結果はスコアレスドロー。両者の対戦二つ目のドローとなりました。
第6試合 momozaレディース対J.W.F.C
身体能力が高く似たタイプの両チームの対戦は以外にもここまでJ.W.F.Cの2勝1分。J.W.F.Cが圧倒していますが今期最後となったこの試合は・・・この日は両チームともに多数のメンバーが参加。しかしベンチがより盛り上がっているのはJ.W.F.Cのほう。この盛り上がりが影響したわけではないでしょうが、試合結果も1−0でJ.W.F.Cの勝利。得点は#12のゴール。これが自身7点目のゴール。得点王は少し難しくなってきましたが見事なゴールでした。
第7試合 青短対AMIGO
若干の休憩を挟んで行われたこの日の後半戦最初の試合は最後の最後までゴールが決まらない拮抗した戦いとなりました。AMIGOは#14、青短は#21を中心に相手ゴールを目指しますが得点に結びつきません。このまま試合終了かと思われた青短のラストチャンス。#21からのパスを#22が決勝ゴール。そしてその直後にホイッスルが・・・青短がからくも勝点3をあげました。
第8試合 J.W.F.C対学習院
今節最大の山場となったこの試合。前節まで首位のJ.W.F.Cと2位学習院の勝点差はわずかに1。しかしこの日は2勝と1勝1分で勝点差が3に広がっているため学習院は絶対に負けられません。そして試合は予想通り最初から最後まで熱い試合に・・・先制したのは学習院。2分過ぎに#26のゴールが決まります。しかしそのすぐ後3分26秒に#32の今期初ゴールが決まりJ.W.F.Cが同点に追いつきます。その後は見ているギャラリーも手に汗握る展開。この日のベストゲームとなりました。しかしその後はお互い譲らずこのまま終了。勝点差は縮まりませんでした。これで今期の両者の対戦は1勝1分1敗の五分。優勝争いも両者の勝負も最終節に持ち越しとなりました。
第9試合 momozaレディース対RCC
ここまで1勝1分1敗の五分の星だった両者の対戦。しかしmomozaはRCCに若干苦手意識があるのでしょうか?好調だった前節もRCCだけには敗戦。この試合も似たような展開となりました。5分過ぎに#11がゴールキーパーからのスローから技ありゴールを決めてRCCが先制。これに対しmomozaはこの日初登場となった新田見さんが7分過ぎにゴールを決めて同点に追いつきます。しかしそれもつかの間再度#11にゴールを決められこれが決勝ゴール。2−1でRCCがこの日の初勝利をあげました。
第10試合 J.W.F.C対AMIGO
ここからは各チーム懇切の最終試合となります。まずは首位のJ.W.F.Cに最下位に沈んでいるAMIGOが挑んだ一戦。序盤はその実力通りの展開となります。3分22秒に#55が決めてあっさり先制。7分半にも#37がゴールを決めてAMIGOを突き放します。これで少し気が緩んだのかその直後にAMIGO#14にゴールを決められ試合の行方が一気にわからなくなります。しかし優勝を目指すJ.W.F.Cはベンチも一体となっての戦い。この後は相手の攻撃をかわし、この日の3勝目。初優勝に向けて好成績を残しました。
第11試合 青短対RCC
私の中ではライバルチームと位置づけている2チーム。これは本リーグ戦が発足した年に最後まで優勝争いを演じたことによるものですが、第2期からは青短が一歩も二歩もリードしている感は否めません。この試合も序盤、中盤に確実に加点した青短が危なげなく2−0の勝利。この両チームの今期の対戦は後1試合。RCCが最後の意地を見せてくれるのか、次回期待して見たいと思います。
第12試合 momozaレディース対学習院
momozaレディースにとっては本リーグ戦の最後の試合。相手はそれに相応しい学習院。ここまでは2勝1分でmomozaがリードしていますが・・・学習院は優勝のためには絶対にこの試合は落とせません。苦手意識があるのかと思った学習院でしたが、ゴールシーンは以外も早い時間、しかも#2の今期初ゴール。その後はmomozaが最後の力を出し切るべく攻撃に時間を割きますが惜しいシーンはありながら最後まで#12が守るゴールを割ることができず最終戦を飾ることができず。これでmomozaは今期リーグ戦24試合を10勝6分8敗の勝点36で終えました。また勝った学習院は勝点を42とし、首位のJ.W.F.Cとの差は少々広がったもののわずかに3。苦手momozaに勝利し最終説での逆転優勝の準備は整いました。ちなみにこの両者の今期対戦成績はmomozaの2勝1分1敗。実力者の学習院に勝ち越しながら下位チームに取りこぼしが多かったのが悔やまれます。