≪Afflus
League 第1節 全試合戦評≫
第1試合 momozaレディース対青短
記念すべき2010年度の女子大生リーグ初戦は昨年3位のmomozaレデースと同4位の青短。昨年からの巻き返しを狙う両チームの戦いは中盤までお互いチャンスはあったものの得点までは結びつかず。均衡が破れたのは思いもしない展開から。7分過ぎに青短がmomozaゴールに攻め込む。これが混戦となり最後はクリアをあせったmomozaのオウンゴールで青短が先制。そしてその直後にも#7のゴールで青短が加点。結局2−0で青短が初戦をものにしました。
第2試合 GIOCATORE対RCC
昨年は得点力不足に無き下位に低迷した2チームの戦いは立ち上がり早々からゲームが動きます。なんと開始20秒でRCCが#46からのパスを受けた#92が見事なゴール。しかし、その後は一進一退。GIOCATOREは5人ギリギリでの戦いをこの1点に抑えましたが、得点を奪うことは出来ず、このまま1−0でゲームセット。昨年の反省を生かしたRCCが見事に今期の初勝利を飾りました。
第3試合 J.W.F.C対AMIGO
昨年は惜しくも準優勝に終わったJ.W.F.Cが唯今期からの参加となったAMIGOを迎え撃ったこの一戦。J.W.F.Cの個々の身体能力の高さは織り込み済みでしたが、AMIGOも全く引けをとらず好ゲームに・・・特に両チームの体を張ったディフェンスが素晴らしくお互いにノーゴールで終了のホイッスル。今季初の引分けとなりました。
第4試合 momozaレディース対GIOCATORE
ここから各チーム2試合目に入り、多少硬さが取れてきたか・・・?しかし思いのほか得点シーンが見られないままこの試合も引分けかと思った7分半過ぎ、momoza#6の見事なゴールが決まり、momozaレディースが今期初勝利となりました。GIOCATOREは開幕2連敗。厳しいスタートとなりました。
第5試合 青短対J.W.F.C
この試合は前半早々にゲームが動きました。昨年度の第1節のMVPだった#12のゴールでJ.W.F.Cが先制。優勝候補にもあげられるJ.W.F.Cが大量得点か?と思われましたが、青短も頑張りを見せます。前線で待ち構える#21に何度かチャンスがありましたがキーパーの見事なセーブもあり結局は最初の1点が決勝ゴール。1−0でJ.W.F.Cが今期初勝利となりました。
第6試合 RCC対AMIGO
好調な滑り出しを見せたRCCでしたがこの試合はなかなか得点を奪えません。AMIGOも#14、#16が守りから攻撃に繋げようとしますがゴールは遠い。そんな中今期より復帰した一昨年の優勝メンバー#11が6分に得点。この試合も最少得点差で勝敗が決まりました。RCCは開幕2連勝。
第7試合 momozaレディース対J.W.F.C
昨期より好勝負を繰り広げてきた両チームの対戦。お互い運動能力の高い選手が多く1対1の競り合いでは激しい攻防も見られましたが、先制したのはJ.W.F.C。得点を決めたの6分過ぎ、はやはりエースの#12。しかし、それもつかの間、直後にmomozaも反撃。#3の角度の無いところからの見事なシュートが決まりすぐさま同点。その後はお互い得点は奪えずこのままドローで試合終了となりました。
第8試合 GIOCATORE対AMIGO
今期まだ勝利のない2チームの対戦。全体的にはAMIGOが押す展開で試合が進みました。ここまで得点がない両チーム、この試合もお互い得点を奪えないまま試合終了かと思われた9分半、一瞬のすきをつき#192からのパスを受けた#17がゴール。このゴールが決勝点となり1−0でGIOCATOREが今季の初勝利を飾りました。
第9試合 青短対RCC
一昨年、最後まで優勝を争った2チームの今期初対決。昨年は青短が一昨年の雪辱を果たしましたが今期は?と思っていたら最初から白熱した戦いが・・・先制したのは青短。開始早々1分過ぎに今期より登場した#21が初ゴールを決めます。しかしその直後に#11のゴールが決まりすぐさま同点に追いついたRCCでしたが、その喜びも一瞬。青短は#21がこの試合2点目を決め逆転に成功。その後は一進一退、試合はこのまま2−1で青短が勝利しましたが、この2得点の青短#21は今期の注目選手のひとりだと思いました。
第10試合 momozaレディース対AMIGO
ここから各チームこの日の最終試合となりました。AMIGOはここまで1分2敗と唯一勝ちが無く、なんとか1勝したいところ。しかし先制したのはmomozaレディース。この日好調の#3が立ち上がり早々に得点。第1節は開始早々のゴールが目立ちました。その後はお互い体を張った守備。気温が低くなった時間帯に反してこの日1番の熱い戦いに・・・しかしゴールシーンはこの1回だけ。1−0でmomozaレディースが2勝目をあげました。初参加となったAMIGOはリーグ戦初日を1分3敗と悔しいスタート。しかし実力差はあまり感じなかったはず。この日はノーゴールでしたがひとつでもゴールが決まればいい方向に変わると思います。次節以降に期待ですね。
第11試合 RCC対J.W.F.C
勝って一昨年以来の首位で第1節を終えたいRCCが立ち上がりから攻め込みます。この日MVPにも選ばれた#46が1分45秒に先制ゴール。RCCはベンチからの声もよく出ていていいムード。しかしJ.W.F.Cの#12は決めてきます。3分過ぎに同点ゴール。この試合もその後は決勝戦のような戦いに・・・そして終了間際RCCに大きなチャンスが訪れましたが、ゴール前で撃ったシュートはバーの上。結局1−1のドローで試合終了となりました。J.W.F.Cは無敗で初日を終えましたが勝点6はちょっと物足りないか?RCCは1敗はしたものの得点もあげられるようになりこの調子を維持したいところ。
第12試合 青短対GIOCATORE
立ち上がりのキックオフゴールで青短が先制したこの試合は終始青短のペースで試合が進み、第1節最多の3ゴールが決まります。このまま終わるかと思った9分過ぎ、GIOCATOREは#6のこの日のベストゴールが決まります。しかし追いつくまでには時間は無く3−1で青短が勝利。この結果青短は2008年9月以来の首位となりました。GIOCATOREは3試合目まで5人での戦いでしたが勝利もあげ、次節に繋がったのではないかと思います。